サステナビリティ
(全体更新日:2023年2月7日)
目次
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価値創造プロセス
当社グループは、社会課題に誠実に向き合い、共創を通じて事業活動を推進し、持続的な成長を目指すとともに、豊かな社会の実現へ貢献します。
この価値創造のプロセス(過程)を図示したものが、価値創造プロセス図です。
近鉄グループ 価値創造プロセス図 2022(PDF)(2023.2改訂)
近鉄グループ 価値創造プロセス図 2021(PDF)(2021.11策定)
※クリックすると、PDFで大きな図が表示されます。
近鉄グループサステナビリティ方針
近鉄グループの事業活動の意義を明確にするべく、2021年11月、「近鉄グループ サステナビリティ方針」を定めました。
本方針の中で長期的に取り組む7つの重要テーマを設定し、実践することにより、持続的な成長を目指すとともに、共創による豊かな社会の実現に貢献します。
近鉄グループサステナビリティ方針(2021年11月制定)
近鉄グループは、
様々な人々との共創を通じて新たな価値を創出し、
持続的な成長を目指すとともに、
次代につなぐ豊かな社会の実現に貢献します。

近鉄グループサステナビリティ方針と経営理念の関係

サステナビリティの重要テーマ
近鉄グループは、2021年11月、あらゆるステークホルダーにとって重要であると考えた社会課題を抽出し、事業との関連性に基づいて絞り込むことによって、7つの重要テーマを含むサステナビリティ方針を設定しました。
サステナビリティ方針と重要テーマに基づき、近鉄グループ各社の事業活動による価値創出を通じて、共創による豊かな社会の実現に貢献したいと考えています。
サステナビリティの 重要テーマ |
目指す方向性 |
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価値の創出 | |
価値観の変化を先取りした、 くらしの創造 |
多様化するライフスタイルや嗜好など、移り変わる人々の価値観を先取りし、「くらす」「働く」「遊ぶ」生活の各シーンで心が豊かになるサービスを提供します。 |
ネットワークの充実による、 元気なまちづくり |
共創を通じて、交通ネットワークや、近鉄グループと地域社会、人と人など様々なネットワークを充実させるとともに、コミュニティづくりに貢献し、地域の発展と幸福に寄与する元気なまちをつくります。 |
人と地域を豊かにする 観光の提供 |
共創を通じて、沿線の歴史文化や観光資源の魅力を発掘し、移動の楽しみを創出して、心に響く旅を提案します。また、観光による交流人口増加や産業育成により、地域を豊かにします。 |
脱炭素・循環型社会 実現への貢献 |
エネルギー効率が高く環境優位性の高い鉄道の強みを活かすとともに、各事業で省エネ・省資源に取り組み、脱炭素・循環型社会の実現に貢献していきます。 |
事業の基盤 | |
安全の確保と安心の追求 | 鉄道を中心とした日々のくらしを支える企業グループとして、基盤となる「安全」の確保に最優先で取り組むとともに、生活の各シーンでの「安心」を提供します。 |
ガバナンスと リスクマネジメントの強化 |
グループ各社で透明度が高く公正な経営体制の構築に注力し、シナジーの発揮、価値提供につなげます。また、グループ全体でコンプライアンスの徹底とリスクマネジメント強化に取り組みます。 |
多様な人財の育成と活躍 | 多様な人財を受け入れ、社員の能力を最大限発揮できる環境を整えて次代を担う人財育成に努めます。幅広いフィールドでの社員の活躍を通じて、皆さまに多様な価値を提供します。 |
サステナビリティの重要テーマとリスクと機会
サステナビリティの 重要テーマ |
リスク | 機会 |
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価値観の変化を 先取りした、 くらしの創造 |
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ネットワークの 充実による、 元気なまちづくり |
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人と地域を 豊かにする 観光の提供 |
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脱炭素・ 循環型社会 実現への貢献 |
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安全の確保と 安心の追求 |
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ガバナンスと リスクマネジメントの強化 |
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多様な人財の 育成と活躍 |
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サステナビリティの重要テーマとSDGs
サステナビリティの 重要テーマ |
関連する社会課題 | 取組み例 | 主に貢献する SDGs |
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価値の創出 | |||
価値観の変化を先取りした、くらしの創造 |
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ネットワークの充実による、元気なまちづくり |
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人と地域を豊かにする観光の提供 |
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脱炭素・循環型社会 実現への貢献 |
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事業の基盤 | |||
安全の確保と 安心の追求 |
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ガバナンスと リスクマネジメントの強化 |
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多様な人財の 育成と活躍 |
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重要テーマの特定プロセス
- 1.課題の抽出
- SDGs、SASB、グローバルリスク報告書等を元に社会課題を抽出(約200項目)
- 2.課題の絞り込み
- 近鉄グループの事業との関連性を踏まえて項目を絞り込み(66項目)
- 3.優先順位付け
- 主要グループ会社との対話・社会的視点・外部有識者の意見・経営理念との関連を踏まえて重要度の高い項目を事業ごとに選定
- 4.妥当性の確認
- Step3の結果を体系化し、事業特性を踏まえて7つの重要テーマ案を設定
関係役員との対話、CSR委員会での審議を経て決定、取締役会へ報告
サステナビリティ推進体制(CSR委員会)
当社は、お客さま、地域社会、株主、取引先、従業員等ステークホルダーとの信頼関係を築き、長期的な視点での社会課題解決と企業価値向上のため、CSR委員会を設置しています。CSR委員会では、当社社長を委員長として、当社役員および主要な近鉄グループのCSR担当役員により構成し、サステナビリティをめぐる諸課題への取り組み方針等を検討しています。
近鉄グループCSR連絡会は、CSR委員会で定まった方針を具体的に実施していくための会議で、グループ各社にCSR推進者を定め、目標の実現に向かって取組みを進めます。

CSR委員会の主な議題
- (2021年7月2日)
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- ハラスメント事案への対応
- (2021年9月17日)
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- 近鉄グループ統合報告書2021
- 価値創造プロセス
- サステナビリティ方針と重要テーマ
- 近鉄グループの環境目標の見直し
- 近鉄グループの健康経営 など
- (2022年3月1日)
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- 法令・企業倫理遵守の取組み状況
- 重要テーマのKPI設定
- TCFDのシナリオ分析
- 健康経営目標の設定
- パートナーシップ構築宣言 など
- (2022年9月8日)
-
- 近鉄グループ統合報告書2022
- 環境の取組み(TCFD情報開示ほか)
- 近鉄グループ人権基本方針の策定
- ハラスメント対策部会活動報告
- 重要テーマに関するKPI設定 など