駅・列車運行における安全対策
新しい取組み(ニュースリリース)
- 【近畿日本鉄道】踏切道歩行者見守りシステムの実証実験開始
- 【近畿日本鉄道】車内防犯カメラの映像・音声確認を相互直通運転車両へ拡大
- 【近畿日本鉄道】近鉄名古屋駅2・3番線でホームドアの設置工事を開始します!
これまでの取組み
(全体更新日:2026年9月28日)
目次
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全車両の抗ウイルス・抗菌加工の実施( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱では、2020年8月、お客さまにより安心して鉄道をご利用いただくために、全車両を対象として車内全体に、効果が持続する抗ウイルス・抗菌加工を実施しました。加工は、特定のウイルスや細菌を持続的に減少・抑制させる無機溶剤を、車内でお客さまが手を触れる箇所(つり革、手すり、シートなど)をはじめ、全体に噴霧することでコーティングします。本抗ウイルス・抗菌加工は、SIAA(抗菌製品技術協議会)の安全性基準に適合しており、施工車両には、SIAAマークを表示しています。また効力が持続しているか、現在も定期的に確認しています。
SIAA(抗菌製品技術協議会)は、経済産業省ガイドラインにのっとって運営され、適正で安心できる抗ウイルス・抗菌・防カビ加工製品の普及を目的とし、メーカー、試験機関が集まってできた団体で、SIAAマークは、SIAAガイドラインで品質管理、情報公開された製品に表示されています。
抗ウイルス・抗菌コーティング作業
抗ウイルス・抗菌加工 SIAAマーク総合指令室
近畿日本鉄道㈱では、指令間の連携強化、保安度およびお客さまのサービス向上を図るために、列車運行管理、車両運用、運行情報配信、電力管理、夜間作業管理等に関する各指令所を、ワンフロアに集約した総合指令室を大阪地区・名古屋地区に一ヶ所ずつ設けています。また災害時等に設置する対策本部を同フロアに配置することで、危機管理対応能力の向上も図っています。
大阪総合指令室
名古屋総合指令室非常通報装置
近畿日本鉄道㈱では、ホームにおいて、お客さまが線路へ転落されるなど、不測の事態が発生した際、乗務員に異常を知らせ、列車との接触事故を少なくするために、ホームに非常通報装置を設置しています。
非常通報ボタン

監視カメラ(ITV)
近畿日本鉄道㈱では、車掌が扉を操作する際に安全を確認するカメラ(ITV)を設置しています。
監視カメラ先端技術を活用した取り組み「近未来ステーション」( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱では、多様化するお客さまのニーズや将来予想される働き手不足に対応するため、先端技術を活用した新しい駅運営のあり方を、「近未来ステーション構想」として検討を進めています。2021年4月から大和西大寺駅において、「大型マルチディスプレイ」を利用したお客さま案内、2021年7月から車いすなどを利用される方の「改札口見守りシステム」を導入しました。2021年7月から大和西大寺駅でAIを活用した案内の実証実験に取組み、学園前駅や白子駅へ実験のフィールドを広げています。今後も、お客さまへのサービスや安全性の向上、駅係員の業務負担軽減及び効率化を図っていきます。
AIを活用して、乗り換えや駅設備、駅周辺施設などを駅案内ロボットが4か国語でご案内扉誤扱い防止支援装置
近畿日本鉄道㈱では、列車がホームを行き過ぎた時や、ホームがない側の扉を操作した時など、ワンマン列車の運転士が、ホームが無いにも関わらず誤って扉を操作した場合には、車両に取り付けたホームセンサーがホームの有無を検知し、扉が開かないようにします。

ホームセンサー新型レール削正車“きずな”を導入
近畿日本鉄道㈱では、2026年9月からカッター刃でレール表面を削正する新たな削正方式である「ミリング式」を採用した新型レール削正車“きずな”を導入しています。
これにより、レール折損リスクの減少による列車運行の安全性向上、振動の低減による乗り心地向上、レール交換頻度を抑制する省メンテナンス化を図ることを目的としています。
※“きずな”は社員公募・社員投票により決定した本削正車の名称です。
新型レール削正車“きずな”(ROMILL600)携帯型放送装置(多言語対応)
近畿日本鉄道㈱の車掌が使用する携帯型放送装置(多言語対応)は、日本語、英語での放送を基本として、中国語、韓国語の放送も搭載しています。同装置は行先、停車駅案内のほか、どちらの扉が開くかなどの情報提供も行っているため、担当車掌は入駅前に車側の安全確認に専念できるなど業務の軽減につながり、安全・安心の確保に役立っています。
携帯型放送装置端末(多言語対応)
車掌室で放送用のプラグと接続して使用新型踏切障害物検知装置( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱が導入した踏切障害物検知装置とは、車等が立ち往生や脱輪した際に支障を検知し、表示灯および防護無線を発信させ、運転士に踏切支障を知らせる装置です。従来型は直線で配列したセンサー間を通った物体を検出する方式でしたが、新型は平面式レーザーセンサーから発出されたレーザーが踏切内の対象物を照査する方式で、従来型より検知可能な範囲が広くなっています。
障害物検知装置(新型)
障害物検知装置(従来型)遠隔状態監視カメラ( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱では、踏切設備や変電所設備の状態を、監視カメラを活用しLTE回線や社内ネットワークを経由して、遠隔監視を行っています。事故故障の早期発見や原因特定、復旧作業の効率化と事故の拡大防止を図り、安定輸送に努めています。
踏切監視カメラの映像
変電所監視カメラの映像押ボタン式踏切支障報知装置( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱では、踏切道の安全対策として、押しボタン式踏切支障報知装置を全ての踏切道に設置しています。
全面パネルに反射材、ピクトグラムを取り入れ、視認性を向上しています。
押ボタン式踏切支障報知装置駅・車両のバリアフリー化( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱の沿線の主要駅では、改札口からホームまでの段差を解消し、円滑に移動できるようにエレベーターおよびスロープ等の整備を進めています。これらは「バリアフリー法」に基づいて行っています。
また、車両内に車いすスペースを設置するほか、転落防止用幌は先頭車を除いて100%の設置率で、車両連結部転落防止用注意放送装置は244編成(全体の約50%)、車内案内表示器は1112両(全体の約60%)に設置しています。(2026年3月31日現在)


車内案内表示器駅を快適にご利用いただけるように
| 施設および設備 | 設置状況 |
|---|---|
| 車いす対応トイレ | 167 駅 |
| うちバリアフリートイレ | 154 駅 |
- バリアフリートイレ(オストメイト対応型)化
-
(2024年度:平城駅、耳成駅、伊勢朝日駅)
(2023年度:山田川駅、南が丘駅)
(2022年度:堅下駅、法善寺駅)
(2021年度:狛田駅)
(2020年度:伊賀神戸駅、河堀口駅、平田町駅、江戸橋駅、伊勢田駅)
(2019年度:前栽駅、東山駅、布忍駅、川西駅、高見ノ里駅、桜駅、戸田駅、五十鈴川駅、坊城駅)
(2018年度:寺田駅、二階堂駅、菜畑駅、阿倉川駅)
(2017年度:長瀬駅、弥刀駅、霞ヶ浦駅)
車いす利用の方をはじめ、全てのお客さまがスムーズに移動できるように
| 施設および設備 | 設置状況 |
|---|---|
| エレベーター | 130 駅 |
| エスカレーター | 78 駅 |
全283駅のうち251駅で、駅構外からホームまで段差なしで移動できます。
- エレベーターを設置
-
(2024年度:平城駅)
(2023年度:南が丘駅)
(2020年度:五十鈴川駅、高見ノ里駅、伊勢田駅)
(2019年度:前栽駅、東山駅、布忍駅、坊城駅、川西駅、桜駅)
(2018年度:寺田駅、菜畑駅、阿倉川駅)
(2017年度:真菅駅、富野荘駅)
平城駅 エレベーター目の不自由なお客さまが安全に利用いただけるように
| 施設および設備 | 設置状況 |
|---|---|
| 誘導チャイム | 136 駅 |
このほか階段手すりへの点字シールの設置も進めています。
改札口見守りシステム( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱の大和西大寺駅において、改札口を通過される白杖や車いすをご利用のお客さまを、カメラ画像を通してAIが自動判別し、駅係員に自動通知する「改札口見守りシステム」を設置しています。
改札口見守りシステムのイメージ図お声かけと見守り
近畿日本鉄道㈱では、目の不自由なお客さま等、サポートを必要とされるお客さまへの社員による可能な限りのお声かけ、見守り等について、教育資料を活用して全社的に取り組んでいます。また、放送、ポスター等によりお客さまへのご協力をお願いしています。
お客さまへのご協力をお願いするポスター視覚障がい者接遇研修会の開催( 近畿日本鉄道㈱ )
近畿日本鉄道㈱では、社員の意識の向上とサービス向上を図るため、2025年11月に大阪南視覚支援学校の歩行訓練士を高安車庫にお招きして、「視覚障がい者接遇研修会(車両部門)」を実施しました。
視覚障がい者接遇研修会(車両部門)内方線付き点状ブロック
近畿日本鉄道㈱では、ホームの縁端を警告する「黄色い線」(点状ブロック)は、全駅で整備が完了し、さらにホームの内外方を判別するための内方線の整備を進め、2021年3月、利用者3,000人以上の全駅での整備が完了しました。
内方線・ホーム先端の注意表示ホームドアの設置
近畿日本鉄道㈱では、駅ホームの安全性向上のため、ホームドアの設置に取り組んでおり、2026年3月までに3駅7番線の設置をしました。
2018年、大阪阿部野橋駅3・4番線乗車ホームに昇降ロープ式ホームドアを設置しました。
2025年、鶴橋駅2番線に昇降ロープ式ホームドア、3番線に可動式ホーム柵、近鉄名古屋駅3番線に可動式ホーム柵を設置しました。
2026年3月、鶴橋駅1番線に昇降ロープ式ホームドア、4番線に可動式ホーム柵を設置しました。
また、2027年3月には筒井駅1・2番線に可動式ホーム柵の設置を予定しています。
鶴橋駅1番線 昇降ロープ式ホームドア
鶴橋駅3・4番線 可動式ホーム柵
近鉄名古屋駅 3番線 可動式ホーム柵駅トイレのバリアフリー化( 伊賀鉄道㈱ )
伊賀鉄道㈱では、伊賀市の協力のもと、お客様の利便性向上を図るため、2024年12月に上野市駅、2026年3月に茅町駅のトイレを改修、バリアフリー化し利用を開始しました。これからもお客様に安心してご利用いただける伊賀線を目指し、社員全員が熱意と緊張感をもって、安全・安心・安定的な輸送の確保に取り組み、地域住民の皆様ならびにご利用のお客様の信頼と期待に応えてまいります。
茅町駅トイレのバリアフリー化