生物多様性・水・森林

(全体更新日:2022年12月23日)
(★印 更新日:2023年8月8日)

目次

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環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結

2018年6月、国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムに基づき、環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結しました。(第一期:2018年6月11日~2020年12月31日)(第二期:2021年1月1日~2025年12月31日)国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムとは、環境省と企業または団体が相互に協力し、日本が世界に誇る国立公園の美しい景観と、国立公園に滞在する魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、人々の自然環境の保全に対する理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげることを目的としたものです。
近畿日本鉄道沿線には伊勢志摩国立公園、吉野熊野国立公園の2ヶ所の国立公園があり、近鉄グループでは、両国立公園の位置する伊勢志摩エリア、吉野エリアの魅力発信に取り組んできました。今回のパートナーシップ締結を一つの契機とし、地方自治体などと連携し、さらなる誘客プロモーションや観光資源の発掘などを実施することで、両国立公園の利用者拡大による地域の活性化を目指します。

伊勢志摩国立公園伊勢志摩国立公園
吉野熊野国立公園吉野熊野国立公園
国立公園オフィシャルパートナーシップ ロゴマーク

「シーンズ塚口」が生物多様性に配慮した取組みで「第10回いきもの共生事業所® 認証(ABINC認証)」を取得( 近鉄不動産㈱ )

近鉄不動産㈱と大阪ガス都市開発㈱、阪急阪神不動産㈱が分譲したマンション「シーンズ塚口」は、2021年2月に、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)が主催する第10回「いきもの共生事業所® 認証」(ABINC認証)を取得しました。
シーンズ塚口では、兵庫県立人と自然の博物館など、専門家の協力のもと生物多様性に配慮した取組みを行っており、シラカシやクヌギなど在来種を多数採用し、地域の植生に配慮した緑地を設けるとともに、周辺に点在する小規模な緑地とネットワークの形成を図り、鳥や蝶類の生息拠点の確保に貢献しています。今後も生物多様性に配慮した商品・サービスの提供を通して、サステナブル社会の形成に努めていきます。

シーンズ塚口シーンズ塚口

生物多様性に配慮した「いきもの共生事業所認証®」を集合住宅として初取得
( 近鉄不動産㈱ )

近鉄不動産㈱と㈱大京が分譲したマンション「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」が、2015年2月に、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC)の「いきもの共生事業所認証(集合住宅版)」を集合住宅として初取得しました。
この制度は、自然と人との共生を企業活動において促進することを目的にしており、同協議会が、一般社団法人「企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」らが開発した「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」を評価基準に、同協議会が第三者的に評価・認証を実施しています。

本マンションの主な特徴は、以下の通りです。

1.パッシブデザインとスマートシステムを融合した生物にも地球環境にも優しい街づくり

「グリーンマトリックス」の風景を敷地内に再現し、緑・水・光・風の自然の恵みを生かして雄大な自然環境の創出を試みました。ランドスケープは、ゆとりある配棟とし、ビオトープ(生物生息空間)や遊歩道を敷地内に設け、中庭や広場を有機的につなぐ緑道には約3,700本の四季を彩る植栽により美しく調和した港北ニュータウンらしい自然風景を織りなすように計画しました。また、機械式駐車場の壁面や駐輪場屋根などを可能な限り緑化し、敷地の緑化率を30%以上に高めました。
さらに、水・緑・光・風などの自然エネルギーを活用するパッシブデザインに太陽光発電と蓄電池を用いた先進のスマートシステムを融合し、省エネ、節電に取組む新たな環境共生住宅としています。具体的には、ソーラーパネルで作り出した電力を蓄電池に蓄え、その電力で井戸水をくみ上げ、敷地内の植栽の水やり、せせらぎやビオトープに利用して、美しい水景を演出しています。このようにして、貴重な水資源を有効に活用し、環境の負荷を軽減する工夫を行っています。

敷地設計イメージ図敷地設計(イメージ図)
ビオトープとふれあいの森ビオトープとふれあいの森
せせらぎの中庭完成予想図せせらぎの中庭(イメージ図)
しきさいの道完成予想図しきさいの道(イメージ図)

2.入居後も持続可能な生態系配慮型植栽管理体制

外部専門家により植栽やビオトープ(生物生息空間)の生態系の定期報告、管理方法の提案を行う他、コミュニティと建物への愛着心を育てるため、入居前にビオトープや広場を利用した「植樹祭」の開催や、入居後においても植栽管理会社が屋外空間を活用した「ビオトープ研究」など居住者が自然環境を「体感し、学び、育む」ことができる各種イベントを企画します。
また、管理組合に「ビオトープ担当理事」を選任し、年1回の専門家による植栽とビオトープの「環境調査」と年3回の「協働巡回」に同行していただき、翌年以降の植栽維持管理(植栽の育成管理指針および生態系の持続的成長を促す管理指針)を植栽管理会社と共同で立案していきます。また、居住者の中の希望者を集い、活動に参加していただきます。

ビオトープ・ふれあいの森 維持活動スケジュールビオトープ・ふれあいの森 維持活動スケジュール

あやめ池住宅地( 近鉄不動産㈱ )

「水辺や緑を活かし環境と調和した街づくり」をコンセプトに樹木約230本の保全と約90本の移植、池沿いへの遊歩道の設置など、自然の連続性を作り出すことで、四季の自然を感じることができます。
区域全体で、下記のような省CO2の取組みを行っています。

・水や緑、風の活用など地域特性を活かしたパッシブ設計
・省エネ・創エネに配慮した戸建住宅・集合住宅
・池に浮かべた太陽光発電システム

これらの取組みが評価され、戸建住宅・集合住宅からなるプロジェクトとしては全国で初めて国土交通省の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されました。さらに、2010年10月に(財)都市緑化基金による、「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」に選定されました。

あやめ池住宅地 ハウスウェディングあやめ池住宅地 ハウスウェディング
あやめ池施設配置図(2014年10月撮影)あやめ池施設配置図(2014年10月撮影)

「みえ生物多様性パートナーシップ協定」締結( 三交不動産㈱ )

三交不動産㈱は、2019年3月より、三重県・三重大学・鳥羽水族館と「みえ生物多様性パートナーシップ協定~カワバタモロコの保護に関する協定~」を締結しています(2019年~2024年)。絶滅危惧種に指定されている「カワバタモロコ」を、大仏山メガソーラー発電所(三重県多気郡)内のビオトープにて保護し、生物多様性保全の取組みを進めます。保全活動の一環として、同年4月に地元関係者の皆様と、カワバタモロコの放流式を開催しました。

カワバタモロコ
カワバタモロコ放流の様子カワバタモロコ放流の様子

「NAGOYA the TOWER」ABINC「いきもの共生事業所® 認定」取得( 三交不動産㈱ )

三交不動産㈱は、現在建設中の分嬢タワーマンション「NAGOYA the TOWER」において、一般社団法人生き物共生事業推進協議会(以下、ABINCエイビンク※)による「いきもの共生事業所®認定」を取得しました。
本制度では、敷地面積の約70%に樹林地や草地を配した緑豊かな外構計画、自然観察会の推進計画などが高い評価を受けました。

ABINC認証事業所:いきもの共生事業所®推進ガイドラインの考え方に沿って計画・管理され、かつ土地利用通信簿で基準点以上を満たし、等審査過程において認証された事業所のこと。

NAGOYA the TOWER 外観・ランドスケープ(完成イメージ)NAGOYA the TOWER 外観・ランドスケープ(完成イメージ)
NAGOYA the TOWER 外観・ランドスケープ(完成イメージ)NAGOYA the TOWER 外観・ランドスケープ(完成イメージ)
ABINCロゴロゴ

農業事業に参入「高濃度ミニトマト」生産開始( 三交不動産㈱ )

三交不動産㈱は、市場規模が大きく、また差別化をはかることのできる「高糖度ミニトマト」に着目し、農業ベンチャー企業の㈱OSMIC様と業務提携しました。環境制御ハウスでの通年栽培により、年間75トンの生産量を目指し、2020年8月に栽培を開始し、2020年9月から出荷開始しました。この事業への進出により、地域の雇用創出をはじめ耕作放棄地の活性化等、地方創生の貢献にもつながることを期待しています。

三交ハレノヒファーム三交ハレノヒファーム

英虞湾における干潟再生事業( ㈱近鉄・都ホテルズ )

伊勢志摩国立公園の英虞湾では、かつて湾奥部に広がっていた干潟のうち、約70%が干拓により失われています。現在、「新しい里海創生によるまちづくり」の取組みの一環として、かつて干潟だった沿岸休耕地に海水を導入して干潟の再生をめざす試みを進めています。
環境省は、国立公園の海域の景観、生物多様性の保全および創出を図る観点から、「都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト」(旧:ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩)内の沿岸休耕地(約1ha)において、2012年に水門を開放し、干潟再生の取組みを開始し、㈱近鉄・都ホテルズは土地所有者として協力しています。
本事業は、国立公園の適正海域管理推進事業(通称「マリンワーカー事業」)として実施するもので、環境省、当社、漁業者および関係行政機関等との協働により進めるものです。当初予定していた事業期間(2012年9月〜2015年3月)が終了しましたが、2015年4月以降は環境省にかわり志摩市が参加し、取組みを継続しています。
水門開放後は、生物や環境の定期的な調査や、地域住民や「都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト」(旧:ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩)の宿泊客等を対象に、自然観察会や自然体験プログラムを実施しています。

都リゾート 奥志摩 アクアフォレストから見た水門(写真中央) 都リゾート 奥志摩 アクアフォレストから見た水門(写真中央)
干潮時の堤防外の海域干潮時の堤防外の海域
堤防内の沿岸休耕地堤防内の沿岸休耕地
干潟いきもの観察会干潟いきもの観察会
生き物の分類と名前の確認生き物の分類と名前の確認
再生干潟にアオサノリの網を張る様子再生干潟にアオサノリの網を張る様子
網についたアオサノリを手摘みします網についたアオサノリを手摘みします

レインフォレスト・アライアンス認証コーヒー( ㈱近鉄・都ホテルズ )

都リゾート 志摩 ベイサイドテラスは、カフェラウンジ&カフェテラスにてレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用しています。生物多様性の保護と人々の持続可能な生活の確保を使命とした、国際的な非政府組織(NGO)に認証されたコーヒー豆で、地球環境にもやさしく、持続的な生産地域や労働者とその家族の生活向上にも貢献する基準を厳格に守って生産されています。
また、客室の付帯サービスとして提供しているコーヒーも、レインフォレスト認証を取得したドリップコーヒー(㈱ユニカフェ)に変更し、ホテル内でご提供しているコーヒーがすべてSDGs対応となりました。
また、都リゾート奥志摩アクアフォレストでも、レストラン「はまなぎ」でレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用しています。

客室内にセットされたコーヒー
客室内にセットされたコーヒー
客室内にセットされたコーヒー
レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用したコールドクレマコーヒーレインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー豆を使用したコールドクレマコーヒー

ブルーシーフードパートナーに加盟( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズは、2022年2月、ブルーシーフードパートナーに加盟しました。ブルーシーフードガイドは地球にやさしいサステナブルなシーフードのリストで、持続可能な水産物を優先的に消費することにより、日本の漁業を支援しながら枯渇した水産資源の回復を促進するという考え方に基づいています。この考えに賛同し、パートナーに加盟し、持続可能な選択ができるよう、知識と情報を提供しています。

ブルーシーフードパートナーの認定証ブルーシーフードパートナーの認定証
真鯛を使ったコースメニュー(大阪マリオット都ホテル)真鯛を使ったコースメニュー(大阪マリオット都ホテル)

「木づかい宣言」への参画( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「志摩観光ホテル」は、2021年1月、三重の山々に自生する常緑広葉樹の木を使用したオリジナルのアフタヌーンティースタンドを制作しました。この企画により、三重県の「木づかい宣言」の登録事業者となりました。
木製スタンドは、自然環境の循環を表現し、伊勢神宮のお膝元で料理を提供する感謝をデザインに込めています。三重の旬の果物やお茶などを中心とした季節のスイーツ、松阪牛を使ったセイボリーなど食の魅力を存分にたのしめるアフタヌーンティーを提供しています。

木製スタンド木製スタンド

全フロアにウォーターサーバーを設置~水のご提供をサステナブルに~( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「都シティ 大阪本町」は、2023年4月より、プラスチックごみの削減を目的に、客室でのペットボトル入りミネラルウォーターの提供をやめ、客室全フロアにウォーターサーバーを設置し、客室に再生樹脂使用のサステナブルなウォーターボトルを用意しています。また、ホテルスタッフにオリジナルマイボトルを配付し、マイボトルの持参を推奨し、施設全体でプラスチックごみの削減に取り組んでいます。

客室に設置のウォーターサーバー給水用ボトル客室に設置のウォーターサーバー給水用ボトル

三重、伊勢の森で育つ多様な木材を活用した「オリジナル木製コースター」を製作( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「志摩観光ホテル」は、2022年8月、三重県、伊勢の森で育つ多様な樹種(8種類の樹種)を用いたオリジナルコースターを製作し、館内施設での使用、販売を開始しました。家具などを作る際に余ってしまう良質な木材の端材を使用し、海の豊かさの源である山の環境にも目を向け、木の温かさと、自然の循環を感じて頂きたいと考えています。

オリジナル木製コースターオリジナル木製コースター

「食のサステナブル」講習会( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズでは、SDGs海洋資源のサスティナビリティにフォーカスし、豊かな海の幸を次世代へ受け継ぐための取組み、具体的には兵庫県明石市の漁業者と協力し、未利用魚の新たな可能性を引きだすメニューの開発・提供を行っている神戸北野ホテル山口浩氏に、取り組みについて講習会を行っていただきました。また、山口浩氏からの紹介で、京都芸術大学 石山徹氏によるSDGsに関する講義についても登壇いただきました。

京都芸術大学 石山徹氏・神戸北野ホテル 山口浩氏京都芸術大学 石山徹氏・神戸北野ホテル 山口浩氏
講義の様子講義の様子

「KNT-CT 四万十 源流の森」(旅行を通じた、四万十川源流の保全活動)( KNT-CTホールディングス㈱・クラブツーリズム㈱ )

クラブツーリズム㈱は、2012年に、「日本一の森林県」である高知県の「協働の森づくり事業」のパートナー協定を、高知県および津野町と締結しました。以降、KNT-CTホールディングス㈱として、継続して協賛しています。
協定の内容は、津野町の森林を「KNT-CT四万十 源流の森」とし、森林整備事業(間伐)と交流事業(協働間伐)を行うものです。
「間伐体験ツアー」の催行による四万十川源流の森林の保全活動や地元の方との交流活動等、10年にわたる継続的な取組みに対し、KNT-CTホールディングス㈱は2022年12月に、高知県知事より感謝状を授与されました。

四万十 源流の森の様子と感謝状四万十 源流の森の様子と感謝状

ウェルビーイングツーリズム共同実証( クラブツーリズム㈱ )

クラブツーリズム㈱は、2022年11月、「豊かで健康な人生を送る well-being な顧客体験価値」の提供を目指し、第一生命保険㈱と「ウェルビーイングツーリズム」(※)の共同実証を行いました。第一生命保険㈱が持つ全国47都道府県とのネットワークや、地域に根差した支社、営業オフィスと連携し、「well-beingな人に会いに行く旅」をテーマに、第一弾は千葉県君津市を舞台として実施しました。君津市は首都圏から近距離に位置するも、豊かな自然を誇る里山エリアで、獣害問題に取り組む猟師の方にお会いし、狩猟文化やジビエ文化を通じた命の尊さを学ぶ工房体験見学や、里山で養蜂採取体験など、地域が自然と共生する循環型社会を体感する企画を造成し、実施しました。

「ウェルビーイングツーリズム」とは、身体・こころの健康増進、文化継承、環境保全など、well-beingに寄与するプログラムを、旅を通して提供するものです。

イメージイメージ

アオウミガメとプラスチックごみの展示( ㈱海遊館 )

海遊館では、2020年11月に高知県土佐清水市の以布利センターで保護されたアオウミガメ1頭と、そのアオウミガメが1ヵ月以上にわたって排泄し続けたレジ袋や食品の包装容器などのプラスチックごみの展示を2021年12月23日より開始しました。当初、誤食したプラスチックごみが消化管に詰まって全く餌を食べない状態が続いていましたが、腸の動きを活発化させる注射を打つなどの処置を進めながら経過を観察し、体調が回復しました。展示を通して環境について考えていただくきっかけとなることを目指しています。

アオウミガメアオウミガメ
排泄されたプラスチックごみ排泄されたプラスチックごみ

大阪湾に生息するスナメリの調査( ㈱海遊館 )

㈱海遊館は、2019年5月に、一般参加者25名と海遊館の調査担当者が一緒に船に乗り、関西空港島周辺を中心に、大阪湾に生息するスナメリを目視で調査する「大阪湾スナメリ調査」を実施しました。スナメリは、体長1.8mほどの小型のハクジラの仲間で、水産資源保護法で保護され、水産庁のレッドデータブックで希少種に指定されています。「大阪湾スナメリ調査」を通して、意外と知られていない大阪湾の豊かな自然環境を体感していただく機会になればと考えています。

大阪湾スナメリ調査の様子大阪湾スナメリ調査の様子

生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」( ㈱海遊館 )

2015年11月、大阪府吹田市の万博記念公園「EXPOCITY(エキスポシティ)」内に、㈱海遊館が初プロデュースする水族館、動物園、美術館のジャンルを超えた、生きているミュージアム 「NIFREL(ニフレル)」がオープンしました。
「感性にふれる」をコンセプトに、海遊館で培った技術と経験を活かし、まるでアートを楽しむかのように、生き物や自然の魅力を直感的に身近に楽しめる工夫を凝らしています。
海遊館は、世界最大級の水族館としてダイナミックな生態展示を世界に先駆けて実施し、生命と地球環境についてお伝えしてきましたが、新しい施設を開設することにより、これまで以上に自然や生物多様性にかかわる機会を提供し社会に貢献していきます。

生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」
生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」いろにふれる

水の再利用( ㈱志摩スペイン村 )

㈱志摩スペイン村では、汚水処理施設によってテーマパーク・ホテルの汚れた水を浄化し、中水としてトイレの洗浄水や樹木および花への散水として再利用し、海への放流をできるだけ減らしています。

志摩スペイン村志摩スペイン村
グランモンセラー&スプラッシュモンセラーグランモンセラー&スプラッシュモンセラー

節水蛇口の設置による水道使用量の削減( 三重近鉄タクシー㈱ )

三重近鉄タクシー㈱は、2021年7月より、四日市営業所、津営業所においてタクシー車両を洗車する水道に、節水できる蛇口を設置することによって、洗車にかかる水道使用量を半減させました。

節水蛇口節水蛇口

三重県産材を使った忍者列車「木育トレイン」の運行( 伊賀鉄道㈱ )

伊賀鉄道㈱は、2016年12月、忍者列車の魅力向上を図るため、三重県産の木材で木質化した「木育トレイン」の運行を開始しました。スギやカエデ、ナラやヒノキといった三重県産木材を随所に使い、手裏剣の形の吊り輪も設置するなどして、伊賀らしさも取り入れています。木育トレイン化は、同社が三重県の「みえ森と緑の県民税市町交付金」を受けて実施しましたが、床や扉など木質化できない部分があり、その部分は「ガバメントクラウドファンディング」などにより木目調の内装化を実施しました。

車内の様子車内の様子
忍者列車忍者列車 ©松本零士

環境に優しいベンチの設置( 伊賀鉄道㈱ )

伊賀鉄道㈱は、2018年3月17日、伊賀線の桑町駅と猪田道駅の間に、新駅「四十九」(しじゅく)を開業しました。新駅のホームには、座面および背面にリサイクルウッドを使用したベンチを設置し、環境負荷低減に努めています。

四十九駅 ベンチ四十九駅 ベンチ

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