省資源・リサイクル・廃棄物

(全体更新日:2022年12月23日)
(★印 更新日:2023年8月8日)

目次

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建築資材を再利用した築80年木造住宅のリノベーション( 近鉄不動産㈱ )

近鉄不動産㈱は、2020年3月に、築80年木造平屋建て住宅について、耐震性能と断熱性能を高めたリノベーションに取り組みました。お客さまの「元の家の資材を取り入れたい」とのご要望のもと、一度骨組みを解体し、新たに基礎を設けて再度骨組みを補強のうえ組み立て、耐震等級3を確保しました。また、浴室が寒いなどの、断熱性能の低さからくる健康面のお悩みも解消して、断熱等性能等級4を実現しました。思い出の詰まった旧住宅の欄間や化粧部材をリユースしたリノベーションでお客さまのお住まいが新しく生まれ変わりました。リノベーションとは、一般的に既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり、付加価値を与えることです。

リノベーション前リノベーション前
リノベーション後リノベーション後
欄間・古木のリユース欄間・古木のリユース

「第8回サステナブル住宅賞」を集合住宅として初受賞( 近鉄不動産㈱ )

近鉄不動産㈱と㈱大京が分譲したマンション「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」は、2019年1月に、集合住宅として初めて、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(通称:IBEC)の「第8回サステナブル住宅賞」において、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構理事長賞を受賞しました。

今回、集合住宅で初受賞に至ったのは、作って終わりではなく、「住宅設備における維持管理コストの削減」「入居当初の維持管理体制づくり、始動期へのフォロー」を行い、住まい手の意識醸成や持続的な運用につなげたことが、サステナブルな住宅を実現する取組みとして評価されたためです。今後も地球環境に配慮した商品・サービスの提供を通して、サステナブル社会の形成に寄与することを目指します。

ライオンズ港北ニュータウンローレルコートライオンズ港北ニュータウンローレルコート

学園前「住まいと暮らしのぷらっとHOME」に近畿初「ユニリーバ リフィルステーション」を設置( 近鉄不動産㈱ )

近鉄不動産㈱とユニリーバ・ジャパン㈱は、2022年1月から、奈良市学園前の「住まいと暮らしのぷらっとHOME」において、ボディウォッシュを量り売りする近畿初の「ユニリーバ リフィルステーション」を開設しました。同店舗では「ダヴ ボディウォッシュ プレミアムモイスチャー」を、オリジナルボトルに充填して販売し、プラスチックごみ削減に貢献しました。
近鉄不動産は「住まいと暮らしのぷらっとHOME」において、不動産総合窓口の役割に加え、SDGs推進のため、会員制コミュニティを発足し、会員サイト上で商品売買のマッチングができる「オープンマーケット」や、会員の有する技術や知恵を共有する「スキルマッチ」などのシェアリングサービスを推進しています。近鉄不動産では今後も、地域のお客さまが気軽に、エコにつながるお買い物体験ができる機会を広げつつ、SDGsの実現に貢献していきます。

学園前「住まいと暮らしのぷらっとHOME」学園前「住まいと暮らしのぷらっとHOME」
ユニリーバ リフィルステーション
ユニリーバ リフィルステーション
ユニリーバ リフィルステーション

廃棄ロス削減サイト「KIKI MARKET」( ㈱近鉄百貨店 )

㈱近鉄百貨店は、2021年9月、フードロスをはじめとする廃棄ロス削減のため、㈱クラダシと協業し、賞味期限が迫った商品などをネット上で販売する、社会貢献型ショッピングサイト「KIKI MARKET(キキ マーケット)」をオープンしました。サイトでは、食品を中心に、化粧品、日用品、雑貨などを取り扱っています。また、2021年11月に、調味料や缶詰、お菓子などサイト掲載商品約50アイテムを、あべのハルカス近鉄本店で販売しました。

KIKI MARKETKIKI MARKET

衣料品回収プロジェクト「次へ活かす服」( ㈱近鉄百貨店 )

㈱近鉄百貨店では、2021年8月より、不要になった衣料品の回収を行う衣料品回収プロジェクト「次へ活かす服」を各店で実施しています。「次へ活かす服」では、㈱shoichiと協業し、お客さまが不要になった衣料品を店頭で回収します。回収した衣料品は、㈱shioichiが主催するボランティアプロジェクト「TASUKEAI 0 PROJECT(助け合いゼロプロジェクト)」の一環として、東南アジアの孤児院や養護学校などへの寄付を行います。衣料品回収プロジェクトを通じて、お客さまとともに循環型社会の実現に向けての取組みを実施しています。

「次へ活かす服」回収BOX「次へ活かす服」回収BOX

「大阪市食べ残しゼロ推進店」への登録( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「ホテル近鉄ユニバーサル・シティ」のレストラン「イーポック」は、2022年12月、料理の食べ残しを少しでも減らし、食品ロスを削減する取組みとして、大阪市環境局が推進する「大阪市食べ残しゼロ推進店」に登録しました。

「大阪市食べ残しゼロ推進店」ステッカー「大阪市食べ残しゼロ推進店」ステッカー

「もったいない! あまがさき推進店」認定( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「都ホテル 尼崎」は2023年2月、尼崎市が2023年1月にスタートした食品ロス削減を推進するため、小盛りメニューの導入や食べ残し削減の啓発など食品ロス削減に取り組む飲食店、小売店などを認証する制度、「もったいない! あまがさき 推進店」に宴会場とレストランが認定されました。

もったいない!尼崎認定もったいない!尼崎認定
食品ロス削減ポスターの設置食品ロス削減ポスターの設置

食品ロス問題への取組み( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズは、食品ロス削減のために、食材の発注から調理工程、サービスの過程において、こまめな食材の発注、仕込みで発生する食材の切れ端の有効活用、適正な量の料理提供などに取り組んでいます。
食品ロス削減国民運動「NO-FOODLOSS PROJECT」への賛同・推進を行い、宴会においては、3010運動へのご協力を呼びかけ、POPの設置等を行うことで、食品ロス削減に取り組んでいます。

3010運動とは、開宴後30分と閉宴前10分は自席で料理を楽しみ、食べ残しを減らす運動です。

宴会で設置しているPOP宴会で設置しているPOP

連泊時の清掃不要による環境負荷低減への取組み( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズは、2023年1月より、環境保全の観点から、連泊されるお客さまに「清掃不要」へのご協力をお願いしています。ご賛同いただいたお客さまのご厚意は、寄付として環境保全活動に役立てます。

衛生面の観点から、3日に一度は清掃を行っております。

客室イメージ客室イメージ

客室アメニティのプラスチック資源循環促進法への対応とプラスチック使用量の削減( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズは、2022年4月に施行された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」への対応として、指定アメニティ5品目(歯ブラシ、クシ、かみそり、シャワーキャップ)は代替素材製品へと変更を進めています。また、「都ホテル 博多」では、客室内におけるソープ、シャワージェル、シャンプー、コンディショナー、ボディローションをパウチ型に順次入れ替えています。このパウチ型は同ブランドのボトル型と比較し、プラスチック使用量を64.77%削減したものとなっています。

フレグランスブランド「Miller Harris」(イギリス)(パウチ型容器)フレグランスブランド「Miller Harris」(イギリス)(パウチ型容器)

レストランにてQRコードのモバイルメニューを採用( ㈱近鉄・都ホテルズ )

ウェスティン都ホテル京都では、レストラン各所にモバイルメニューを設置し、お客様ご自身でQRコードよりメニューを閲覧していただき、ペーパーレス化に取り組んでいます。

レストラン「洛空」モバイルメニューレストラン「洛空」モバイルメニュー

「エコお願いシート」を客室内トイレに設置( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズは、直営のホテルにおいて、環境推進の一環として、客室内のトイレットペーパーフォルダーに挟む、トイレットペーパー使い切り「エコお願いシート」を導入し、環境保護に努めています。

エコお願いシートエコお願いシート
エコお願いシートを挟んだ様子エコお願いシートを挟んだ様子

サスティナブルな素材のユニフォーム( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「ウェスティン都ホテル京都」は、2021年3月、スタッフのユニフォームを一新しました。
原料、色付けなど、製造する様々な段階でサステナビリティを考慮した生地を選定し、ユニフォームに使用しています。デザインには、衿元やウエストベルトには京都の伝統工芸である組紐や西陣織を装飾し、伝統文化とサステナブルな社会の融合を表現しています。

スタッフスタッフ

京都府立農芸高校と取組む「食のSDGsプロジェクト」( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「都ホテル 京都八条」は、2021年12月より、京都府立農芸高校との協同による「食」と「SDGs」の大切さを学び実践する取組みを進めています。京都府立農芸高校で生産された卵、肉、野菜などをホテルがお客様に安心・安全な料理というかたちに変えて提供しています。また、2022年8月4日より、生ごみリサイクルによる食の循環を目標とした「コンポスト」の運用を開始しています。キッチンから出た野菜くずを堆肥化した土で栽培したハーブなどをレストランで提供することにより、小規模ながらも循環型社会を目指したサービスを実現します。

農芸校生から堆肥作りのレクチャーを受けるホテルスタッフ農芸校生から堆肥作りのレクチャーを受けるホテルスタッフ
京都府立農芸高校生手作りのコンポスト京都府立農芸高校生手作りのコンポスト

再生可能な農業サイクルへの取組み( ㈱近鉄・都ホテルズ )

㈱近鉄・都ホテルズ「大阪マリオット都ホテル」は、2022年1月、再生可能な農業の支援を開始しました。調理の際に廃棄となる柑橘の皮を堆肥に混ぜて畑で収穫した農産物、ネスプレッソのリサイクルプログラムに参画し、培養土化したコーヒーかすで育てたハーブなどを、レストランで提供する料理に使用しています。
「ウェスティン都ホテル京都」においても、2022年10月、客室内のコーヒーメーカーをネスプレッソ社へ変更しました。使用済みカプセルをリサイクル対応で回収し、再生アルミニウムと培養土として再利用しています。

3010運動の実施( 鳥羽シーサイドホテル㈱ )

鳥羽シーサイドホテル㈱では、宴会の食べ残しを減らすため、乾杯後30分前は席を立たずに料理を楽しみ、シメ10分前に各自の席に戻って再度料理を楽しむことを呼びかけ、食品ロスを減らす『3010運動」を実施しています。感染症対策の3密回避にもなります。

ロゴロゴ

ペーパーレス化による脱炭素社会への貢献( 三交不動産㈱、㈱三交イン )

三交不動産㈱は、紙や印鑑の使用を前提とした業務システムを電子化し、紙の使用量を削減しました。注文書・請書を電子契約へ移行するだけで年間約80,000枚の紙削減となり、封筒・送付状の文書の輸送にかかるCO2排出量も考慮すると大幅な環境負担低減となります。
㈱三交インでは、チェックイン時のアライバルカード(宿帳)の電子化と館内案内をお手持ちのスマートフォン等で読み取ってご覧いただけるシステムの導入により、紙資源の削減に努めています。

電子アライバルカード(宿帳)電子アライバルカード(宿帳)

地域食材の魅力発信とプラスチック削減の取り組み( ㈱近鉄リテーリング )

㈱近鉄リテーリングは、2021年7月から、近鉄鳥羽駅構内「かもめベイテラス鳥羽」にて、伊勢志摩のあおさや伊勢茶・伊勢芋などの地域食材を使用した軽食メニューを提供しています。美しい鳥羽の海を大切にしたいという想いで、紙製や木製の包材を使用し、プラスチック製品の削減に取り組んでいます。
また、2023年5月よりNPO法人minaが運営する就労支援事業の「多機能型事業所ふたみ農園」で生産した野菜を一部メニューに使用しています。

かもめベイテラス鳥羽かもめベイテラス鳥羽
鳥羽SOBA WHITE(伊勢芋とろろ)と鳥羽SOBA BLUE(伊勢志摩産あおさ)鳥羽SOBA WHITE(伊勢芋とろろ)
鳥羽SOBA BLUE(伊勢志摩産あおさ)
コーヒカップ・ストロー(紙製)、スプーン(木製)、どんぶり(竹バガス製)、コップ(植物性プラスチック)コーヒカップ・ストロー(紙製)
スプーン(木製)
どんぶり(竹バガス製)
コップ(植物性プラスチック)
ふたみ農園で栽培したねぎを使用した伊勢うどんふたみ農園で栽培したねぎを使用した伊勢うどん

食品リサイクルの取組み( ㈱近商ストア )

㈱近商ストアが運営するスーパーマーケットでは、鮮度の良い商品を販売するため、お店でたくさんの食品を調理、加工しています。その中で、野菜の葉くずや、そぎ落とした肉のあぶら身、魚の骨やハラワタなど、商品にならなかった残りの部分が大量のゴミとなってしまいますが、そのままゴミとしないために、回収して飼料などにリサイクルしています。牛脂(あぶら身)、魚のあら、使ったあとの食物油は、それぞれ専門の業者が回収し、エサなどの原料として再利用されています。

関西・食のSDGsプロジェクト( ㈱アド近鉄 )

㈱アド近鉄は、2021年10月、一般社団法人西日本料理学校協会と「関西・食のSDGsプロジェクト」を開始しました。本プロジェクトでは、古来より日本食・関西の食文化に宿る「もったいない精神」や、食材を余すことなく使用する料理技術を「食のSDGs」と捉え直し、最も身近である家庭料理を通じて「食のSDGs」を学ぶことを目指します。2023年6月には、協賛パートナーである㈱近鉄百貨店、MAISON TSUJI.、㈱ワイ・ヨットがコラボして、「試食&販売会 Wellness×Sustainable」を開催しました。

プロジェクト ホームページプロジェクト ホームページ

古着deワクチン まごころプロジェクト( 近畿日本ツーリスト㈱ )

近畿日本ツーリスト㈱は、2023年3月、添乗業務で使用したポロシャツを日本リユースシステム㈱が運営する「古着deワクチンまごころプロジェクト」に寄付しました。衣類のサステナブルな活用を促進し、このプロジェクトを通じてポリオの脅威がある発展途上国の子どもたちにワクチンを届けるとともに、国内外の障がいがある方の雇用促進を通じた自立支援に協力しました。

寄付時の様子寄付時の様子

フードロス削減への取組み( KNT-CTホールディングス㈱ )

KNT-CTホールディングス㈱は、2022年12月、フードロス削減への取組みとして、フードパントリーを実施しました。新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、食料支援が必要な子育て世帯等に対し、NPO法人むすびえを通じて集まった食品類を、「みんなのリビング葛が谷(東京都新宿区)」様に寄付しました。

寄付品寄付品

使用済みクリアホルダー回収活動( 近畿日本ツーリスト㈱、クラブツーリズム㈱ )

近畿日本ツーリスト㈱とクラブツーリズム㈱は、2022年12月、アスクル㈱が行っている「使用済みクリアホルダー資源循環」の取組みに参加しています。この取組みは、使用済みクリアホルダーを社内で回収し、アスクル㈱に寄付し、再資源化・再商品化され、資源循環・CO2削減に寄与しています。

使用済クリアホルダー回収箱の様子使用済クリアホルダー回収箱の様子

人と環境にやさしい粉体塗装( ㈱サカエ )

㈱サカエは、2002年より環境にやさしい製品作りを目指し、人と地球の事を考えた取り組みを行っています。製品の塗装にはシンナーなどの有機溶剤を含まない粉体塗装を採用しています。粉体塗装は粉末状の塗料のため、塗料を回収して再利用が可能です。製造工程における悪臭、中毒などの問題を軽減し、省資源化に貢献します。主力製品の作業台の約80%、ツールワゴンの約90%のアイテムに粉体塗装を使用しています。今後も人と地球環境のために、クリーンなエネルギー、無害な資材を使用した環境配慮型製品の開発と販売に取り組み、モノづくりサポート企業として安心・安全な製品を提供していきます。

粉体塗装ラインの様子粉体塗装ラインの様子
環境配慮型製品 作業台・ツールワゴン環境配慮型製品 作業台・ツールワゴン

洗剤をできるだけ使わない、環境にやさしい清掃( 近鉄住宅管理㈱ )

近鉄住宅管理㈱は、洗剤の使用量をできるかぎり抑えた、環境にやさしい清掃に取り組んでいます。専門の指導員が現場を定期的に巡回し、清掃技術の維持・向上を心がけており、居住者のみなさまが心地よく過ごせる住環境づくりを目指しています。

日常清掃の様子日常清掃の様子

環境に配慮した製品の販売( 近鉄住宅管理㈱ )

近鉄住宅管理㈱の管理物件や賃貸物件の一部では、ヒノキチオールからできた除菌消臭剤や、フローリングを傷や汚れから守る安全・安心なコーティングを施しているほか、自然素材が除湿・加湿・空気清浄を自動コントロールする塗り壁や安全で環境にもやさしい家庭用消火器の導入を進めており、オーナー様に対して「環境に配慮した住宅の維持管理」をご提案しています。

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