展覧会
特別企画展 雪村とその時代
- 会期
- 2021年11月19日（金）～ 12月26日（日）
※一部展示替えがあります。
- 休館日
- 月曜日休館
- 開館時間
- 午前10時～午後5時（入館は午後4時まで）
- 入館料
-
一般 630円 高校･大学生 420円 小学･中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
「呂洞賓図」に代表される、気宇壮大な作品を残した雪村は、十六世紀という動乱の時代に常陸に生まれ、禅寺に入って絵筆をとる画僧となり、八十有余年におよぶ生涯を東国でまっとうした人です。
本展では、中世禅林の初期水墨画や、雪村と同時代に都で活躍した狩野派の水墨画などとともに雪村作品を展示し、その独創性にあらためて注目します。
いまだに、生没年すらはっきりしない雪村ですが、その絵の前に立つ者を、瞬時に異次元の世界へ連れ去るような表現力は、四百年以上たっても、古びることなく鮮烈です。
自画像（部分） 雪村筆
大和文華館蔵
琴高図（部分） 雪村筆
京都国立博物館蔵
※展示期間：11月19日～12月12日
出陳品 40件 ※一部展示替えがあります
| 【Ⅰ章 画僧 雪村】 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 重要文化財 | 自画像 | 雪村筆 | 室町時代 | 大和文華館 |
| 重要文化財 | 琴高・群仙図 | 雪村筆 | 室町時代 | 京都国立博物館 ※11月19日～12月12日展示 |
| 重要文化財 | 呂洞賓図 | 雪村筆 | 室町時代 | 大和文華館 |
| 重要文化財 | 花鳥図屏風 | 雪村筆 | 室町時代 | 大和文華館 |
| 書画図 | 雪村筆 | 室町時代 | 大和文華館 | |
| 宮女図屏風 | 雪村筆 | 室町時代 | 京都国立博物館 | |
| 雪景山水図 | 雪村筆 | 室町時代 | 京都国立博物館 | |
| 楼閣山水図 | 雪村筆 | 室町時代 | 大和文華館 | |
| 孔子観欹器図 | 雪村筆 | 室町時代 | 大和文華館 | |
| 潭底月図 | 雪村筆 | 大和文華館 | ||
| 【Ⅱ章 禅林の絵画 雪村前史】 | ||||
| 重要文化財 | 竹雀図 | 可翁筆 | 南北朝時代 | 大和文華館 |
| 松雪山房図 | 室町時代 | 大和文華館 | ||
| 【Ⅲ章 同時代の画家たち】 | ||||
| 山水図 | 興悦筆 | 室町時代 | 大和文華館 | |
| 瀑布図 | 伝狩野元信筆 | 室町時代 | 大和文華館 | |
| 木地銀蒔絵禅機図経箱 | 室町時代 | 大和文華館 | ||
など
会期中のイベント
| 特別講演 | 11月28日（日） 14時・講堂定員100名（先着順） |
「戦国画壇の個性派・雪村」 | 嵯峨美術短期大学教授 山本 英男 氏 |
|---|---|---|---|
| 日曜美術講座 | 12月12日（日） 14時・講堂定員100名（先着順） |
「『呂洞賓図』の不都合な事実」 | 当館学芸部長 泉 万里 |
| 講座 美術の窓 | 12月5日（日） 14時・講堂定員100名（先着順） |
連続講座「広重―風土と旅情を描く―」 第４回「広重三大揃物の三『名所江戸百景』」 |
当館館長 浅野秀剛 |
| スライドによる展覧会解説 | 毎週土曜日 14時・講堂 当館学芸部による 定員100名（先着順） | ||
| 無料招待デー | 11月24日（水）、25日（木） 関西文化の日 | ||
※何れも参加は無料ですが、入館料が必要です。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、状況によっては変更あるいは人数制限を設ける場合があります。