大和文華館

大和文華館について

建物

本館建築は、芸術院会員の吉田五十八(いそや)(1894~1974)によるものです。外観は桃山の建築をイメージさせる海鼠壁(なまこかべ)、一歩なかに入ると庫裡風の重厚な木組みにささえられた廊下がひろがり、明かり障子から差す柔らかな光につつまれ、ゆったりと展示場へいざなわれます。
展示場の中央には坪庭風の中庭が設けられ、竹が植えられています。この「竹の庭」は美術品をより自然な環境で鑑賞していただくための工夫です。テラスごしには高円山の秀景も望むことができ、小鳥のさえずりや梢をわたる風の音が聞こえてきます。美術を鑑賞するのに疲れたら、竹のすがすがしい緑や、文華苑の四季折々の草花に眼を休め、新鮮な空気を吸い、また展示場でゆっくりと作品に向き合う…。そんな楽しみ方ができるのが、大和文華館の特徴です。大和文華館では他の美術館では出会えない、自然の色や音と調和した、東洋美術の新たな表情に出会うことができるでしょう。
また、敷地内には、辰野金吾によって設計された奈良ホテル・ラウンジの一部(明治42年[1909]建築)も移築され、文華ホールと名付けられました。

フロアマップ

展示場
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