豊かな教養をもって詩書画に親しみ、自らもそれを作る人々―
本展観では、12~20世紀の中国・朝鮮・日本における文人の書画、書斎道具を始めとする工芸など、計53件を一堂に展示します。また小特集として、明~清時代に流行した、文人の肖像を表す作品をご紹介し、東アジアの多彩な文人文化をご覧いただきます。
会期
2022年2月18日(金)~ 4月3日(日)
一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
豊かな教養をもって詩書画に親しみ、自らもそれを作る人々―
本展観では、12~20世紀の中国・朝鮮・日本における文人の書画、書斎道具を始めとする工芸など、計53件を一堂に展示します。また小特集として、明~清時代に流行した、文人の肖像を表す作品をご紹介し、東アジアの多彩な文人文化をご覧いただきます。
【Ⅰ.古代憧憬】 | ||||
---|---|---|---|---|
青銅怪獣文鎮子 | 中国・戦国時代 | |||
故事人物図冊 | 伝・趙孟頫筆 | 中国・明末期-清初期 | 黒川古文化研究所蔵 | |
黄地紫彩花卉人物文尊式瓶 | 景徳鎮窯 | 中国・明時代 | ||
重要文化財 | 秋塘図 | 伝趙令穣筆 | 中国・北宋時代 | 【Ⅱ.文房精粋】 |
五彩荷葉硯 | 景徳鎮窯 | 中国・明時代 | ||
竜図墨 | 程君房作 | 中国・明時代 | ||
螺鈿花卉文筆 | 中国・明時代 | |||
青花透彫蛙蓮華算木文角水滴 | 京畿道広州郡分院里窯 | 朝鮮・朝鮮王朝時代 | ||
藍色硝子獅子形鈕印材 | 一対 乾隆(1736-95)年製 | 中国・清時代 | 【Ⅲ.書画同源】 | |
七絶詩 | 文徴明筆 | 中国・明時代 | ||
墨竹図 | 詹景鳳筆 | 明・万暦19年(1591) | ||
墨梅図冊 | 汪士慎筆 | 清・乾隆6年(1741) | 【Ⅳ.山紫水明】 | |
紫竹庵図 | 伝・管道昇筆 | 元・元貞2年(1296) | ||
冠岳夕嵐図 | 鄭敾筆 | 朝鮮・朝鮮王朝時代 | ||
澗泉松声図 | 浦上玉堂筆 | 日本・江戸時代 | 【Ⅴ.伝神写照 ―清時代の文人肖像画―】 | |
聴松図巻 | 王翬・楊晋合作 | 清・康煕39年(1700) | ||
石林浄香図 | 李鴻仁写照・高鳳翰補景 | 清・乾隆元年(1736) | 個人蔵 | |
坐石聴松図巻 | 湯貽汾筆 | 清・道光14年(1834) | 黒川古文化研究所蔵 |
など
特別講演 | 3月13日(日) 14時・講堂 |
「清代文人の苦楽― |
京都国立博物館研究員 森橋なつみ |
---|---|---|---|
日曜美術講座 | 3月27日(日) 14時・講堂 |
「中国の肖像表現にみる文人へのあこがれ」 | 当館学芸員 都甲さやか |
講座 美術の窓 | 3月6日(日) 14時・講堂 |
連続講座「広重―風土と旅情を描く―」 第5回「広重―生涯と画業〔後編〕~東海道五拾三次以降の画業について~」 |
当館館長 浅野秀剛 |
列品解説 | 毎週土曜日 14時 (当館学芸部による) (※新型コロナウィルス感染拡大の状況によってはスライドによる展覧会解説となる場合あり) |
※何れも参加は無料ですが、入館料が必要です。