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伝神写照でんしんしゃしょう ―東アジアの人物表現とものがたり―

会期
2026年1月6日(火)~ 2月15日(日)
休館日
月曜日(ただし1月12日〈祝〉は開館し、翌13日〈火〉が休館)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
入館料

一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料

※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引

 古今東西、人は身近な人間や、歴史上の人物、信仰の対象となる神仏などの姿をさまざまに表してきました。「伝神写照でんしんしゃしょう」とは、4~5世紀中国の肖像画の名手・顧愷之こがいしが述べた言葉で、描かれる対象をその本質まで活き活きと写し表すことを指します。古くから肖像表現に深い関心をもっていた中国では、儒教・仏教・道教などの信仰にまつわる尊像、有名な歴史人物の姿やその逸話などが絵画化されました。それらを鑑賞することで、人々は祈りをささげ、悠久の歴史を知り、古今の人物を顕彰し、わが身を正すかがみとしたのです。これら中国で育まれた人物表現と物語は、絵画工芸のみならず漢籍や経典などを通して、長い歴史の中で朝鮮半島や日本、琉球など近隣の国々にも伝わり、それぞれの文化的・歴史的風土のもと、独特の趣をもつ作品が生み出されました。

 本展観では、大和文華館が所蔵する中国、朝鮮半島、日本、琉球の書画漢籍42件を通して、東アジアで展開した多彩な人物表現と、それにまつわる物語をご紹介します。

展示作品イメージ
文姫帰漢図巻(第11拍・部分)
中国・明時代
展示作品イメージ
聴松図巻(部分) 王翬・楊晋合作
清・康熙39年(1700)

出陳品 42件 

 ※すべて当館蔵品。

【人を顕彰する】
閻相師像 伝郎世寧筆 清・乾隆25年(1760)賛
聴松図巻 王翬・楊晋合作 清・康熙39年(1700)
【中国の歴史故事を描く】
文姫帰漢図巻 中国・明時代(16世紀)
明皇幸蜀図 中国・明時代(16世紀)
明妃出塞図巻 中国・明時代末期~清時代初期(17世紀)
芸苑合珍書画冊 朝鮮・朝鮮時代(18世紀)
船上武人図 座間味庸昌(殷元良)筆 琉球・第二尚氏時代(18世紀)
【西洋画風の受容】
西洋風俗図 焦秉貞筆 中国・清時代(17世紀)
婦女弾琴図 信□筆 日本・桃山時代(17世紀)
【信仰にまつわる絵画】
孔子観欹器図 雪村周継筆 日本・室町時代(16世紀)
阿弥陀八大菩薩像 朝鮮・高麗時代(14世紀)
羅漢図(三幅) 日本・鎌倉時代(14世紀)
白衣観音図 愚渓右慧筆 日本・南北朝時代(14世紀)
仙仏奇踪(八冊のうち) 洪自誠撰 明・万暦30年(1602)刊
寿老図 金明国筆 金羨信賛 朝鮮・朝鮮時代(17世紀)
神武天皇像 富岡鉄斎筆 日本・明治時代(19世紀)

など

出陳目録:PDF

会期中のイベント

特別講演 1月25日(日) 
午後2時・講堂
「中国絵画に描かれた女性たち
 -その物語性と表現をめぐって-」
 [定員]当日先着100名(予約不要)
帝塚山学院大学 名誉教授 古田真一 氏
日曜美術講座 2月8日(日) 
午後2時・講堂
「信仰・勧戒・娯楽
 ―越境する東アジアの人物表現―」
 [定員]当日先着100名(予約不要)
当館学芸員 都甲さやか
列品解説 毎週土曜日 午後2時  (当館学芸部による)

※何れも参加は無料ですが、入館料が必要です。

●無料招待デー: 2026年2月6日(金)

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