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大和文華館開館 60周年記念 コレクションの歩み展Ⅰ

会期
2020年7月10日(金)~ 8月16日(日)

※この展覧会は当初の会期(4月10日~5月17日)を変更して開催するものです。
これにともない「大和文華館の仏教美術-祈りの美と形-」展は中止します。
休館日
月曜日休館(ただし、8月10日〈祝〉は開館し、翌11日〈火〉は休館)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
入館料

一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料

※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引

 大和文華館は1960年10月31日に、近鉄創業50周年事業の一つとして奈良・学園前に開館しました。
 今年は開館60周年という節目にあたります。それを記念しまして今年度第一回目の展覧会は、「開館記念特別展」を再現いたします。全48件の出陳作品のうち、国宝4件、重要文化財17件が出陳され、まさに当館の名品が一堂に会します。
 当館のコレクションの礎を築いたのが、初代館長を務めた美術史家・矢代幸雄(1890~1975)でした。1946年の財団法人設立後、直ちにコレクションの収集が開始されました。矢代はルネサンス美術の研究者でしたが、日本美術を世界の美術のなかにどう位置づけるか、という問題意識を持っていました。
 国際的な審美眼を持った矢代によるコレクション形成は、欧米での経験やその後の文化行政にたずさわった経歴が活かされ、調査研究と公開活用が強く意識されたものでした。コレクションはジャンルに偏りがなく、バランスの良さが特徴の一つです。
 名品の数々をお楽しみ下さい。

第1回展ポスター
第1回展 ポスター
国宝 婦女遊楽図屏風(松浦屏風)(右隻)
国宝/婦女遊楽図屏風(松浦屏風)(右隻)

出陳品 約48件 

[絵画・書跡]
国宝一字蓮台法華経(普賢菩薩勧発品)日本・平安時代
国宝寝覚物語絵巻日本・平安時代
国宝婦女遊楽図屏風(松浦屏風)日本・江戸時代
重要文化財笠置曼荼羅図日本・鎌倉時代
重要文化財竹雀図可翁筆日本・南北朝時代
重要文化財維摩居士像文清筆日本・室町時代
重要文化財山水図屏風伝周文筆日本・室町時代
重要文化財呂洞賓図雪村筆日本・室町時代
重要文化財婦人像日本・桃山時代
重要文化財中村内蔵助像尾形光琳筆日本・江戸時代
重要文化財武蔵野隅田川図乱箱尾形乾山筆日本・江戸時代
重要文化財秋塘図伝趙令穣筆中国・北宋時代
国宝雪中帰牧図李迪筆中国・南宋時代
重要文化財萱草遊狗図伝毛益筆中国・南宋時代
重要文化財蜀葵遊猫図伝毛益筆中国・南宋時代
[彫刻・工芸]
重要文化財埴輪男子立像日本・古墳時代
重要文化財沃懸地青貝金貝蒔絵群鹿文笛筒伝本阿弥光悦作日本・江戸時代
重要文化財染付山水文大皿有田(伊万里)日本・江戸時代

など

出陳目録:PDF

会期中のイベント

【イベントの中止について】
 講堂で実施を予定しておりました講演会、華コンサートおよび 毎土曜日実施しておりました展示場内での学芸員によります「列品解説」は、 新型コロナウイルス感染症予防のため 9月末まで中止、 夏休み無料招待デー(7月21日)も、中止とさせていただきます。
 何卒ご理解賜ります様よろしくお願い申し上げます。

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