大和文華館

コレクション

螺鈿葡萄文衣裳箱
(らでんぶどうもんいしょうばこ)

朝鮮・朝鮮時代・一合
高13.0cm×72.0cm×43.0cm

天板にはたわわに実った葡萄の枝が広がり、側面には豪華な宝相華唐草の文様が巡らされます。貝殻を切り抜いて組み合わせる螺鈿の技法を用いて、葡萄の実や蔓の重なりを巧みに表現しています。朝鮮時代の螺鈿作品のなかでも、図案の構成が優れた作品です。

漆工

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