煙寺暮鍾図
（えんじぼしょうず）

伝安堅（あんけん）筆
朝鮮・朝鮮時代前期
絹本墨画・一幅
80.4cm×47.9cm

中央では山岳を見上げ、左側で水景を見晴らし、中央下で滝壺とその水面を見下ろす3つの視点で描かれた山水図です。構図や技法は、郭熙「早春図」に代表される中国・北宋時代山水画の影響を受けたものと考えられています。