大和文華館

展覧会

想いを伝えるもの―和歌、手紙―

会期
2026年4月16日(木)~ 5月24日(日)
休館日
月曜日(ただし5月4日〈祝〉は開館し、5月7日〈木〉が休館)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
入館料

一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料

※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引

 本展では大和文華館所蔵品の中から、古より想いを伝える手段として用いられてきた和歌と手紙に関連する作品を集めて展観します。古人のしるした書跡や歌物語を描いた絵画、そして歌人の姿を描いた歌仙図など、和歌と美術は深く結びつき、ともに愛されてきました。また、古人の書簡も、したためた人物の個性があらわれたものとして珍重されてきました。書簡の中には体調や心情を綴った内容も時折見られ、古人の生きた日常が垣間見える面白さがあります。

 そして、平戸藩松浦家に伝来したことから「松浦屏風」の愛称でも親しまれている国宝「婦女遊楽図屏風」には、手紙をしたためている様子の女性が描かれています。それだけではなく、手紙を受け取ったり読んだりしている女性も描かれており、「松浦屏風」において手紙が重要なモチーフであったことがうかがえます。人びとが想いを託してきた和歌と手紙の様相を美術品から見ていく展覧会です。

展示作品イメージ
近衛信伊書状(桑山重晴宛)
桃山時代
展示作品イメージ
伊勢集断簡(石山切)
平安時代後期

出陳品 44件 

 ※すべて当館蔵品。

〈和歌を彩る書と料紙〉
桂本万葉集断簡(栂尾切) 平安時代中期
和漢朗詠集断簡(伊予切) 平安時代後期
稲富流鉄砲伝書 桃山時代
〈勅撰和歌集の版本〉
古今和歌集 宝暦九年版 江戸時代後期
千載和歌集 出雲寺版 江戸時代後期
〈物語のなかの和歌〉
伊勢物語下絵梵字経 鎌倉時代
源氏物語図帖 伝土佐光吉筆 桃山時代
〈歌人の姿〉
重要文化財 佐竹本三十六歌仙絵断簡(小大君像) 鎌倉時代
三十六歌仙絵敦忠像 伝岩佐又兵衛筆 江戸時代前期
〈古人の手紙〉
前田利家夫人書状(千代姫宛) 桃山時代
千少庵書状(井関妙持宛) 桃山時代
小堀遠州書状(酒井若州宛) 江戸時代前期
金森宗和書状(古筆三郎左衛門宛) 江戸時代前期
〈美人図と手紙〉
国宝 寝覚物語絵巻 平安時代後期
国宝 婦女遊楽図屛風(松浦屏風) 江戸時代前期
漆絵美人図 中西松山筆 江戸時代後期
〈富岡鉄斎の手紙〉
葉書(明治43年9月18日付) 富岡鉄斎筆
書状(大正元年12月29日付) 富岡鉄斎筆

など

会期中のイベント

特別講演 5月3日(日) 
午後2時・講堂
「古筆をもっと楽しむために」
 [定員]当日先着100名(予約不要)
根津美術館 顧問 松原茂 氏
日曜美術講座 5月17日(日) 
午後2時・講堂
「遊女と手紙―文書く女の姿」
 [定員]当日先着100名(予約不要)
当館学芸員 仁方越洪輝
講座 美術の窓 4月19日(日) 
午後2時・講堂
連続講座「江戸後期の浮世絵」第1回「歌川豊国」
 [定員]当日先着100名(予約不要)
当館館長 浅野秀剛
列品解説 毎週土曜日 午後2時  (当館学芸部による)

※何れも参加は無料ですが、入館料が必要です。

●無料招待デー: 5月8日(金)

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