大和文華館

展覧会

特別企画展 水辺を描く

会期
2025年11月14日(金)~ 12月25日(木)
休館日
月曜日(ただし11月24日〈振替休日〉は開館し、翌25日〈火〉が休館)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
入館料

一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料

※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引

 絵画では古くから多くの水辺が描かれてきましたが、うねりをもった水流を無数の墨線によって力強く表したり、岩にぶつかった水が向きを変えて長く伸びてゆく一瞬を切り取ったりと、水流表現にはそれぞれの絵師の工夫が表れています。また、静かな水辺の風景を描いた作品であっても、彩色の有無や波紋の多寡によって水面の表情は異なっています。さらに、描かれる情景は胸中の水辺から実際の風景まで様々です。

 大和文華館の建つ丘の横には、古く『日本書紀』にも登場する菅原池(通称 蛙股池)があり、展示場バルコニーから眺めることができます。実際の自然をともに楽しめる大和文華館で水辺を描く絵画を辿り、水流表現や水辺の風景描写の変化を追う展覧会です。

  
展示作品イメージ
奔湍図 伝狩野元信筆
展示作品イメージ
七里ヶ浜図 司馬江漢筆

出陳品 32件

 ※所蔵記載のないものは全て当館蔵品。

1,水の力: 滝・波・飛沫しぶき 
校正日本書紀 江戸時代
松梅佳処図 室町時代
重要美術品 奔湍図 伝狩野元信筆 室町時代
瀑布図 伝狩野元信筆 室町時代
重要文化財 花鳥図屏風 雪村周継筆 室町時代
重要文化財 呂洞賓図 雪村周継筆 室町時代
山水図 興悦筆 室町時代
2,水のある名所
伊勢物語図屏風 江戸時代
南都八景図帖 吉田元陳筆 江戸時代
京畿遊歴図冊 江戸時代
3,文人たちのいるところ
秋景山水図 浦上春琴筆・賴山陽賛 文政9年(1826) 滋賀県立琵琶湖文化館蔵
秋渓訪友図 岡田半江筆 天保14年(1843)
秋景山水図 亀田鵬斎筆 天明5年(1785) 滋賀県立琵琶湖文化館蔵
神奈川風景図 谷文晁筆 享和2年(1802)
夏山飛瀑図 中林竹洞筆 天保12年(1841) 滋賀県立琵琶湖文化館蔵
高士観瀑図 山本梅逸筆 嘉永4年(1851)
4,世界とつながる海
七里ヶ浜図 司馬江漢筆 江戸時代
江の島図 小田野直武筆 江戸時代
駿河湾富士遠望図 亜欧堂田善筆 江戸時代
オランダ海港図 荒木如元筆 江戸時代

など

出陳目録:PDF

会期中のイベント

特別講演 11月30日(日)
午後2時・講堂
「水辺に誘われて 絵画史に見る水流の表現」 サントリー美術館 石田佳也氏
日曜美術講座 12月21日(日)
午後2時・講堂
「文人画家たちの描いた水辺」 当館学芸員 仁方越洪輝
美術の窓 12月7日(日)
午後2時・講堂
連続講座「蔦屋重三郎の錦絵出版」
第4回「絵本・絵入本・・・『画本虫撰』などの絵入り狂歌本を中心に」
当館館長 浅野秀剛
列品解説 毎週土曜日 午後2時  (当館学芸部による)

※何れも参加は無料ですが、入館料が必要です。

●無料招待デー: 11月26日(水)・27日(木) 関西文化の日

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