上村松園・上村松篁・上村淳之展「魂の継承 ~受け継がれる心~」
- 上村松篁「月明」
昭和54(1979)年
令和2年10月3日(土)~ 11月29日(日)
上村松園、松篁、淳之の三代の画業を通し、日本の美を紹介します。
「美人画」の松園、「花鳥画」の松篁・淳之は、それぞれ描く対象も時代背景も異なります。しかし、三代の作品からは、対象に真摯に向き合う姿勢や、格調高く清澄な芸術世界が共に見て取れます。各々が追い求める異なる画業の中、根底には日本画の真髄と言ってよい、共通したものがあったのではないでしょうか。
本展では、当館所蔵の本画を中心に、素描・下絵等もご覧頂きます。三代に共通する画家として受け継がれる心“魂の継承”を感じ取っていただければ幸いです。
- 上村淳之「初めての冬」
平成5(1993)年
- 上村松園「楊貴妃」
大正11(1922)年
展覧会概要
展覧会名称 | 開催期間 | 主催 |
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上村松園・上村松篁・上村淳之展 「魂の継承 ~受け継がれる心~」 |
令和2年10月3日(土)~ 11月29日(日) |
公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社 |
休館日 | 月曜日(但し、11月23日〈月・祝〉は開館し、11月24日〈火〉が休館) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
入館料 |
大人(高校生・大学生を含む) 820円 ※20名以上の団体は1割引
●駅営業所で販売する割引入館券
●奈良市ななまるカード(優待乗車証・老春手帳)の取扱いについて |
展示作品について
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
出品点数 約50点(下絵、素描を含む)
主な展示予定作品 | |
・上村 松園 | 「楊貴妃」(1922)、「花がたみ」(1915)、「鼓の音」(1940) |
・上村 松篁 | 「月明」(1979)、「椿」(1924)、「丹頂」(1980) |
・上村 淳之 | 「初めての冬」(1993)、「晴れ間」(1981)、「白鷹Ⅱ」(2005) |