上村淳之 米寿記念Ⅱ 上村松園・松篁・淳之三代展 ~鳥たちに魅せられて~
- 上村淳之
「啼く」(1991)
京都府蔵(京都文化博物館管理)
- 上村松園
「唐美人」(1924)
松伯美術館蔵
- 上村淳之
「啼く」(1991)
京都府蔵(京都文化博物館管理)
2021年5月15日(土)~ 7月25日(日)
日本画家、上村淳之が米寿を迎える事を記念して、淳之作品を中心に、当館所蔵作品と、所蔵先のご厚意により拝借させて頂いた秀作を加え、松園、松篁の作品と共にご覧頂く展覧会を開催致します。
上村淳之は日本画家である祖母、上村松園、父、上村松篁の身近な薫陶の元に、独自の画業を築き、七十年に及ぶ制作活動に、いまなお熱い情熱を傾けています。
本展では一期を「日本画の行方」、二期を「鳥たちに魅せられて」と題し、淳之の画業の展開を辿る作品をご覧頂きます。
全期間を通して、松園、松篁、淳之へと受け継がれてきた日本画の格調高い美の世界をご紹介いたします。
第二期「上村淳之米寿記念Ⅱ 上村松園・松篁・淳之三代展 ~鳥たちに魅せられて~」では三代にわたる日本画家の作品を通し、東西の絵画を比較しながら余白の美を追求した淳之の絵画芸術に迫ります。
また日々アトリエで実際に鳥達を慈しみ育て、愛情を注いで描く花鳥画からは自然の神秘に触れた軌跡が窺えます。
選りすぐった記念の展示を通して、改めて淳之芸術の魅力に触れていただければ幸いです。
- 上村淳之
「月明」(1985)
港南株式会社蔵
- 上村淳之
「春鳩」(1992)
岐阜プラスチック工業(株)蔵
- 上村淳之
「雪中遊禽」(1993)
岐阜プラスチック工業(株)蔵
- 上村松篁 「熱帯花鳥」(1963)
松伯美術館蔵
- 上村松篁 「鶏」(1973)
松伯美術館蔵
- 上村松園 「唐美人」(1924)
松伯美術館蔵
展覧会概要
展覧会名称 | 開催期間 | 主催 | 後援 |
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上村淳之 米寿記念Ⅱ 上村松園・松篁・淳之三代展 ~鳥たちに魅せられて~ |
2021年5月15日(土)~ 7月25日(日) |
公益財団法人 松伯美術館 読売新聞社 |
NHK奈良放送局 読売テレビ |
休館日 | 月曜日 |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
入館料 |
大人(高校生・大学生を含む) 820円 ※20名以上の団体は1割引
●駅営業所で販売する割引入館券
●奈良市ななまるカード(優待乗車証・老春手帳)の取扱いについて |
展示作品について
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
出品点数 約70点(下絵、素描を含む)
主な展示予定作品 | |
・上村淳之 | 「啼く」1991年 京都府蔵(京都文化博物館管理)
「月明」1985年 港南株式会社蔵 「春鳩」1992年 岐阜プラスチック工業(株)蔵 「雪中遊禽」1993年 岐阜プラスチック工業(株)蔵 |
・上村松園 | 「唐美人」1924年 松伯美術館蔵 |
・上村松篁 | 「熱帯花鳥」1963年 松伯美術館蔵
「鶏」1973年 松伯美術館蔵 |