企画展 未来につなぐ日本画展 ―松伯美術館公募展大賞受賞作家の現在 ―
- 石田 育代
向日葵 2017
- 森 友紀恵
降りつもる 2020
- 松岡 歩
牡 2021
令和4年2月11日(金・祝)~ 3月13日(日)
自然との共生の中で日本の風土、日本人の感性によって培われ、描き続けられてきた花鳥画。松伯美術館では開館時よりジャンルを花鳥画に限定した公募展「松伯美術館花鳥画展」を開催し、その世界が大切に未来へと受け継がれていくことを願って、これまで23回開催してまいりました。 また2016年からは、ジャンルを問わない「松伯日本画展」も隔年で開催し3回展まで開催いたしました。 ところが新型コロナ感染の収束が叶わず、諸事情で、残念ながら今年度も昨年に引き続き公募展開催は中止となってしまいました。
そこで、作家の育成という公募展の歩みを振り返る機会として、大賞受賞作家の作品をご紹介する展覧会を企画し、それぞれ与えられた展示壁面に、今現在のご自身の仕事を自由に発表していただくようお願いいたしました。 今後も松伯美術館は、今回のような現代日本画家の制作を応援し、その作品をご紹介する場としての展覧会開催も企画してまいります。
日本画にしかない花鳥画に深く取り組むことにより、日本画の独自性への理解を深めていただきたいという願いは変わらず発信し続けてまいります。 本展が、環境や価値観の変化による現代日本画の未来について問いかける貴重な機会となるよう願っています。 会期中、特別展示室では松園・松篁・淳之の作品もご覧いただけます。
- 山田 雄貴
太古の痕跡 2018
- 永吉 秀司
雪日譚 2020
展覧会概要
展覧会名称 | 開催期間 | 主催 | 後援 |
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企画展 未来につなぐ日本画展 ―松伯美術館公募展大賞受賞作家の |
令和4年2月11日(金・祝)~ 3月13日(日) |
公益財団法人 松伯美術館 | 読売新聞社 |
休館日 | 月曜日 |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
入館料 |
大人 410円 【割引入館の取扱中止について】
本企画展では、現代日本画家の制作を応援し、その作品をより多くの皆さまに紹介するという趣旨から、通常に比べて、ご入館していただきやすい特別入館料金[大人:410円(通常820円)、高校生・大学生:無料(通常820円)、小学生・中学生:無料(通常410円)]とさせていただいています。
それに伴いまして、開催期間中における団体、障がい者手帳、その他全ての割引の取扱を中止とさせていただきます。また、近鉄駅営業所での割引入館券の販売も中止させていただきます。 |
展示作品について
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
出品点数 約40点(出品者数 20名)※上村三代の作品、素描を含む
主な展示予定作品
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特別出品予定
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●上村松園・松篁・淳之
- 上村松園
- 雪 昭和15(1940)年 頃
- 上村松篁
- 双鳩 昭和60(1985)年 ・
- 軍鶏 昭和5(1930)年
- 上村淳之
- 鵲 平成23(2011)年
- 上村松園