松伯美術館コレクション 2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展
- 上村松園「花がたみ」
大正4年(1915)
- 上村松園「花がたみ(下絵)」
大正4年(1915)
当館では多数の松園・松篁の下絵・縮図・素描など貴重な資料を保管しています。
縮図で学んだものが身について、構図を選び取り、着物の柄まで細心の注意を払って、松園の下絵はできています。それらを、本画と共に鑑賞することで、そこに込められた強い思い、後ろに流れる遠大な時間を感じることができます。
また、松篁・淳之が、膨大な写生によって対象に対する理解を深めることでインスピレーションを得て、構図を試行錯誤して、下絵を作り、一つの作品に結実させていくのを垣間見ることができます。
一幅の宇宙に、理想の世界を生み出そうとした三代の制作の過程を展観します。
- 上村松園「鼓の音(下絵)」
昭和15年(1940)
- 上村松園「鼓の音」
昭和15年(1940)
- 上村松篁「芥子」
昭和62年(1987)
- 上村松園「楊貴妃」
大正11年(1922)
- 上村淳之「四季花鳥図」大阪新歌舞伎座緞帳原画
平成22年(2010)
展覧会概要
展覧会名称 | 開催期間 | 主催 |
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松伯美術館コレクション 2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展 |
令和4年9月6日(火)~ 11月27日(日) |
公益財団法人 松伯美術館 読売新聞社 |
休館日 | 月曜日(但し、9月19日〈月・祝〉、10月10日〈月・祝〉は開館し、翌火曜日は休館) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
入館料 |
大人[高校生・大学生を含む] 820円
※割引入館券を近鉄駅営業所、JTB電子チケット、コンビニエンスストア(JTBレジャーチケット)で販売中。 |
- 館長 上村淳之による美術講演会開催について
- 令和4年10月15日(土)14時~15時 場所:松伯美術館講義室
- ※事前申込による抽選制とさせていただきます。
- 詳しくは こちら
展示作品について
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
出品点数 約80点(下絵、素描を含む)
主な展示予定作品
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●上村松園
- 「虫の音」明治42年(1909)
- 「花がたみ」大正4年(1915)
- 「楊貴妃」大正11年(1922)
- 「月と花」昭和8年(1933)個人蔵 松伯美術館寄託
- 「鼓の音」昭和15年(1940)
●上村松篁
- 「狐」昭和17年(1942)
- 「夕日」昭和29年(1954)
- 「白木蓮」昭和50年(1975)
- 「芥子」昭和62年(1987)
- 「矮鶏」平成元年(1989)
●上村淳之
- 「四季花鳥図」平成22年(2010)近鉄グループホールディングス株式会社蔵 松伯美術館管理