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絵画~日本・中国・朝鮮~

婦女遊楽図屏風(ふじょゆうらくずびょうぶ)(松浦屏風)

国宝

江戸時代前期
紙本金地著色・六曲一双
(各)155.6cm×361.6cm

遊女と遊里で養われていた童女、禿を金地屏風に大きく描いた作品です。日本絵画を見渡しても、ほぼ等身大に近い大きさに描いた群像表現は他に例がありません。豊かな黒髪、健やかな体躯に恵まれた遊女たちは、豪華な衣装を身に付けて、落ち着いた仕草で髪を梳き、手紙を認め、カルタ遊びに興じながら、思い思いの時間を過ごしています。この作品では衣装や調度が入念に描き込まれ、調度にはタバコ、キセル、ガラスなど、当時の人々の羨望を集めていた南蛮からの渡来品が数多く見出せることも特色に上げられます。まさに贅を極めた遊女たちの世界が、金地の画面に凝縮されています。松浦屏風という名称は、九州の平戸藩、松浦家に伝えられていたことに由来します。