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2017年度展覧会のご案内
2017年度展覧会スケジュール

花の美術-季節の彩り-


国宝
寝覚物語絵巻(第一段)

色絵松竹梅文大壺
東洋の美術では、花は古くから絵画に描かれ、工芸品の意匠に取り上げられてきました。この展覧会では、花の表現された絵画や工芸品を展示します。
冬から春へ季節が移り変わる時期は、大和文華館を取り囲む文華苑が最も華やかな季節です。香り高い梅に木蓮や垂れ桜が続き、椿、雪柳、連翹が彩りを添えます。
文華苑の自然の花と展示場の美術作品の花を合わせてお楽しみ下さい。
詳細はこちら
会期2017年2月24日(金)~4月9日(日)

国宝「松浦屏風」と桃山・江戸の絵画-都市のにぎわいと成熟-

大きな戦乱を経て、泰平の世へと歩みを進めた桃山・江戸時代には、都市がにぎわい、庶民の力も躍動します。
華やかな遊楽や祭礼、憧れの王朝文化、海外からの新情報などが、広い階層の人々に楽しまれました。
国宝「松浦屏風」をはじめとする風俗画や、王朝文化を新しく復興した琳派の作品、海外の刺激を受けた洋風画など、活気に満ちた近世の絵画を展示します。

国宝
婦女遊楽図屏風(松浦屏風)
(左隻・部分)

江の島図 小田野直武筆
会期 2017年4月14日(金)~5月14日(日)

特別展 没後300年 画僧古


薬師寺縁起絵巻(巻二・部分)
古磵筆 薬師寺蔵

大黒天図 古磵筆 個人蔵
明誉古磵(1653~1717)は江戸時代前半、琳派を大成した尾形光琳と同時代に活躍した画僧です。京都・奈良の社寺に多くの作品が伝わります。
著色仏画や社寺縁起絵巻、水墨技法を用いた俳画を想起させる簡略な筆致の作例、仏教説話版本の挿図など、幅広い画風が注目されます。
このたび没後300年にあたり、多岐にわたる画業を紹介する特別展を開催いたします。
画僧古磵の多彩な画技とその魅力をお楽しみ下さい。
会期 2017年5月20日(土)~7月2日(日)

うたげの器


蒔絵椿紫陽花文提重

赤絵市松文角瓶
食事を楽しみ、酒を酌み交わす宴では客をもてなし、友と語らい、慶事が祝われ、愉快な時間を共に過ごすことで、人々は互いの親交を深めます。
古来行われてきた宴において、重要な役割を果たすのが器です。
食べ物を盛りつける食籠や碗、盆、また酒杯や徳利などの酒器など、飲食に関わる器は漆器や陶磁器などで趣向を凝らして作られ、宴の場で楽しまれました。
青々と繁る竹の庭とともに、大和文華館の趣向による宴をご覧ください。
会期 2017年7月7日(金)~8月20日(日)

文人のまなざし-書画と文房四宝-


五彩荷葉硯

賞楓図 張風筆
詩文、書画などに親しむ文人は、古来より東アジア文化の重要な担い手でもありました。
彼らは友人との語らい、名勝への旅などの中で様々な書画を生み出し、さらには普段づかいの道具、例えば机上の文房具などに、雅を楽しむ自らの美意識を反映してゆきました。
文人たちが愛した秋の始まりの頃に、彼らの豊かな精神生活を感じていただければ幸いです。
会期 2017年8月25日(金)~10月1日(日)

特別展 柳沢淇園-文雅の士・新奇の画家-


羅漢図(部分) 柳沢淇園筆 恵林寺蔵
柳里恭の名でも知られる柳沢淇園(1703~1758)は、日本の文人画の先駆者と称されています。
甲府藩主柳沢吉保の筆頭家老の家に生まれ、中国の文化を積極的に吸収し、新しい知と美を探求しました。
濃彩で精緻に描く道釈人物図や花卉図、指で描く墨竹図など、新奇な魅力に満ちた絵画や、洗練された書を残しています。
文人画の胎動期に光彩を放ち、池大雅など多くの文人の尊敬を集めた淇園の生き様に迫る約50年ぶりの展覧会です。
会期 2017年10月7日(土)~11月12日(日)

特別企画展 書の美術-経典・古筆切・手紙-


和漢朗詠集断簡 伊予切

伊勢集断簡 石山切
一文字一文字に祈りが込められ厳かに飾られた装飾経。
連綿としたためられた和歌に流麗な美しさが見られる古筆切。
個性的な文字や内容に人柄がにじみ出る公家や武家、僧侶の手紙。
多様な書は人々の美意識を味わうことが出来ます。
大和文華館のコレクションを中心に特別出陳作品を交え、平安から江戸時代に至る書の数々をご紹介します。
会期 2017年11月17日(金)~12月24日(日)

特別企画展 宋と遼・金・西夏のやきもの


三彩印花魚文長盤

青磁鯱耳瓶
宋時代、中国や北方の遼・金・西夏では、多くの窯が築かれ、活発に陶磁器が作られました。
それらは唐時代までの技法を受け継ぐだけでなく、技術や作風が取り入れられ、それぞれの好みに応じた新しい陶磁器として生み出されていきます。
中国及び北方における、当時の流行や美意識を反映した陶磁器の展開を、多様な作品によって展示します。
会期 2018年1月5日(金)~2月18日(日)

特別企画展 生命のいろどり-花と生きものの美術-


重要文化財
萱草遊狗図 伝毛益筆

重要文化財
蜀葵遊猫図 伝毛益筆
東洋では古くから、花と動物を表す作品が描かれてきました。
それらは目を楽しませることはもちろん、日々の安寧への祈り、こうありたいと願う理想像を託すなど、人々の様々な想いに応じて生み出されました。
2017年に修理を終える伝毛益筆《萱草遊狗図・蜀葵遊猫図》をはじめ、今も昔も変わらない、生命への温かいまなざしをお楽しみください。
会期 2018年2月23日(金)~4月8日(日)