2022.11.04 アド近鉄
奈良県で電動キックボードシェアリングサービスの実証実験

• 電動キックボードシェアリングサービス「TabiMO」

  近鉄グループの広告会社アド近鉄が8月17日から、奈良県で初めて「TabiMO」と題した電動キックボードシェアリングサービスの実証実験を実施しています。

  「TabiMO」の貸し出しおよび返却ポート

  今回の実証実験は、経済産業省の「新事業特例制度」の認定を受けて行われています。今回の実証実験エリアである奈良市中心地は、歴史を感じられる神社仏閣や観光スポットが点在していることから、徒歩に比べ、電動キックボードを利用することで、より効率的に周遊することができると同社が考えました。
  
  新規事業として立ち上げた「TabiMO」は、電動キックボードを用いたモビリティ事業により、観光地周遊における新たな魅力の発掘をサポートすることで、地域活性化に繋げることを目的としています。
  
  電動キックボードの時速は15キロ程度で、走行可能エリアはならまちを中心とした交通量が少ないエリアに限られています。
  実験は2024年4月まで行われ、安全性や課題を検証したうえでエリアの拡大などを検討していきます。

• アド近鉄　総合開発本部 部長 森田敏之

  Ｑ．奈良でサービスを始めた理由は？ 沿線の観光地や魅力の掘り下げに寄与したいと思っていまして、そう考えると奈良エリアは観光地が点在していることと、大きな幹線道路が少なくて、電動キックボードに適したエリアだと思っています。

  Ｑ．どのような方に利用してほしいですか？ 観光に来られた方が「TabiMO」に乗ることで、奈良の新しい魅力に気づいてもらえたり、この乗り物に乗ることで感じ方が変わったりとか、そういった機会を与えられるツールになればと考えています。

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