社員紹介

WORK
STYLE

近鉄グループホールディングス
事業戦略部(近畿日本鉄道 総合研究所 兼務)(取材当時)

2016年入社/理学部卒

CAREER / キャリアアップ

1年目~
近鉄情報システム株式会社
IT・プログラミング研修(1ヵ月間)の後、AIやビックデータなど技術の活用検討を担当
2年目~
近畿日本鉄道株式会社総合研究所
鉄道技術の研究、IoT・AIなど技術の活用検討、ビッグデータの活用などを担当
6年目~
近鉄グループホールディングス株式会社事業戦略部
※6年目~7年目
近畿日本鉄道株式会社 総合研究所兼務
※7年目~
近畿日本鉄道株式会社 総合企画本部企画推進部兼務
DX企画・推進を担う部署にて近鉄グループのデータ活用検討、データマーケティング検討を担当

入社動機

REASON

1つの会社に勤めながら様々な業界で活躍できるので、楽しみが多いと考えました。

関西で生まれ育ったこともあり、関西の活性化に貢献できる企業を中心に就職活動をしていたため、近鉄グループホールディングスにも迷わずエントリーしました。
入社の決め手になったのは、やはり事業の幅広さです。就職活動を進める中で、どの業界にもそれぞれの魅力があり、一つの業界に絞るということが自分の中であまりしっくりきていなかったのですが、近鉄グループのような多彩な事業を展開する企業であれば、様々な業界で活躍できるので、その分だけ楽しみも多いと考えました。また、お客様とのリアルな接点をいくつも持っており、いずれも人々の生活に密接に関わった事業であるため、近鉄グループで何かを成し遂げることは、地域や街、そして暮らしを変えていくことに繋がり、自分の取り組みが社会にとっての大切な役割を持つという、大きな達成感や喜びを味わえると思いました。
さらに、『しまかぜ』や『あべのハルカス』など次々と新しいことに取り組んでおり、近鉄グループの挑戦的な姿勢に魅力を感じたことも、入社の決め手となった理由の一つです。

仕事内容

WORK

常に最新技術に触れながら、夢を形にできるよう取り組んでいます。

現在は、近鉄グループホールディングスの事業戦略部と近畿日本鉄道の総合研究所を兼務しています。総合研究所では、10年・20年先の社会動向を見据えた研究開発を行っており、最新技術を用いた将来的な鉄道のあり方の検討や、その実現に向けた取り組みを進めています。例えば、私が今までに携わったプロジェクトの一つに、乗るべき列車や駅から観光地までのルートに迷う訪日観光客のサポートを目的に、画像認識AIとチャットボットを組み合わせて開発した「奈良ガイドボット」という旅客案内サービスがあります。実証実験の結果は高評価で、案内業務に対し最新技術の活用が有効であることを確認できました。
現在、私が兼務している2つの部署でメインで担当しているのは、「ビッグデータの活用・推進」です。お客様ニーズの多様化や新型コロナウィルスによるリモートワークの普及など、鉄道を取り囲む環境はめまぐるしく変わっており、今後はこれらの変化をデータに基づいて正確に把握し、迅速に効果的な戦略を策定していかなければなりません。鉄道は改札機データをはじめとする様々なビッグデータを保有しており、それらを有効活用する手法や仕組み作りについて検討を進めているところです。
この仕事ではAI技術など、常に最新技術に触れられるところに面白さを感じています。また、ある意味夢を描くことが仕事であり、自分の理想を形にして会社を変えていける場所だと思うので、非常にやりがいを感じます。決まった正解がない仕事なので、「本当にこれでいいのか」「もっと良いやり方があるんじゃないか」と悩むこともありますが、背中を押してくれる上司やサポートしてくれる同僚の存在に非常に助けられています。

夢・目標

VISION

近鉄グループを関西屈指のデジタル企業にするのが目標です。

私は今後、グループ全体に対してITの利活用を更に推進し、近鉄グループを関西屈指のデジタル企業にすることで、地域の発展に貢献したいと考えています。IT関連技術の利活用に関して当社はまだまだ発展途上だと思っています。逆に、それだけ伸びしろがあって、かつ自分がその第一人者となり得るチャンスでもあると考えています。また、近鉄グループは事業の多くが社会や人々の暮らしと密接に関わっているため、近鉄グループの発展に貢献することは、関西の活性化に貢献することにも繋がります。デジタル化の推進を先導できる人材となって、近鉄グループをこれまで以上に成長させ、地域の発展・関西の活性化に貢献していきたいです。
そのために意識しているのは、技術活用の先にいらっしゃるお客様の姿を常にイメージすることです。今の部署では、直接お客様に接する機会はあまりありません。それゆえに、油断すると企業視点の身勝手な取り組みになり得る危険性があると思っています。どれだけ先進的な取り組みであっても、そうなってしまっては本末転倒なので、『お客様にどんな嬉しい事があるのか』・『お客様の利便性や暮らしはどう変わるのか』を常に意識し、お客様の視点に立って考える事を忘れないよう心掛けています。
また、常に高いアンテナを張って、情報のアップデートを欠かさないことも大切にしています。「社内では自分が一番知っている」くらいになるつもりで、比較的新しい技術資格の取得や勉強会への参加など、情報収集や自己啓発には力を入れています。

学生時代

SCHOOL DAYS

バックパッカーとして世界を旅することで広い見識を得ました。

ニュージーランドや、タイ、カンボジア、ベトナムなど、様々な国にバックパック旅行をしました。社会人になると長期間日本を離れることは難しくなるだろうと考え、思い切ってやってみました。お金を盗られたり、怖い目にも遭ったりしましたが、それぞれの国の文化に触れたり、あるいは孤児院で戦争や環境汚染について考えさせられたりと、世界の広さやその中での日本の責任について考えるきっかけになった非常に良い経験でした。
またアルバイトでは大学受験の予備校で勉強を教えていました。スーツを着て、身だしなみを整え、生徒から保護者の方まであらゆる世代の方とコミュニケーションをとることにより、社会人の基礎的な力を学べたと思います。