未来戦略

STRATEGY

「選ばれる企業グループ」
となるために

近鉄グループを取り巻く環境の変化に適切に対応し、「選ばれる企業グループ」となるために、近鉄グループが目指すべき方向性と長期ビジョン(10年後のありたい姿)を策定しました。長期ビジョンの実現に向けた重点戦略を定め、グループの強みを活かしながら着実に実行していきます。さらに、グループ全体の経営力を高めるための共通の仕組みや土台の整備を推進し、グループとしての総合力を発揮することで、「近鉄グループにしかできないこと」に挑戦し続け、幅広いフィールドで躍動し、強さとしなやかさを両立した社会に貢献し続ける企業グループを目指します。

近鉄グループが
目指すべき方向性とは?

VISION

地域社会のパートナー、
そして新しい“時代”へ

~「近鉄グループにしかできないこと」にチャレンジし続ける~

VISION 1

「幅広いフィールド」で躍動

国内外の幅広いフィールドで、
新たなプレゼンス(存在感)がある企業グループになっている

それぞれのフィールドで働く全ての従業員が、
誇りと自信を持てる企業グループになっている

VISION 2

「強さ」と「しなやかさ」の両立

信頼・人財・ガバナンス・財務等の強い基盤と、
多様性のある事業ポートフォリオを構築し、
常に柔軟性をもって環境変化に対応できる
企業グループになっている

VISION 3

「社会に貢献」し続ける

地域・社会・ビジネス(産業) の変革・創出の牽引者となり、
社会に貢献し続ける企業グループになっている

近鉄グループが目指す
「10年後のありたい姿」とは?

LONG-TERM VISION

持続的に価値を創造する
企業グループへ進化

これまでに培った信頼というブランドや成長余地の大きい事業群などを活かし、中長期的に、沿線、沿線外・グローバルでの重点戦略を着実に実行し、あわせて、サステナビリティ、人的資本、DXやグループ連携など、グループ経営強化のための共通基盤の整備も推進していきます。

近鉄グループが持つ強みとは?

Strengths

ブランド力 / コンテンツ力 /
グループ力 / 成長力

長年の事業活動により培った信頼というブランド、高い魅力・ポテンシャルを持つ沿線は、事業の深化と領域の拡大において、強みとして活かす余地が大きいといえます。また、近鉄グループは事業・エリアで高いプレゼンスを持つ事業会社を有する企業グループであり、その有機的な連携と積極的な外部アライアンスも引き続き取り入れることで、コングロマリット・プレミアムの創造の可能性が大きいと考えています。

創業110年超の
歴史から培った
信頼のブランド
  • 鉄道を中心に、安心・安全により積み上げてきた信頼というブランドを形成している
  • 顧客はもちろん、自治体や国内外のパートナー等からも信頼を得ている

広範にある
魅力的な
コンテンツ
  • 日本の私鉄最大の沿線には都市だけでなく世界遺産や国立公園等豊富な観光資源がある
  • インバウンドを含めて交流人口の呼び込みポテンシャルは非常に大きい

各業界で高い
プレゼンスを
有する企業グループ
  • 運輸のみならずグループ事業の多くがそれぞれの業界・エリアで高いプレゼンスを示しており、各業界などで重要な役割を担っている
  • 不動産:近鉄不動産
    国際物流:近鉄エクスプレス
    流通:近鉄百貨店
    ホテル:近鉄・都ホテルズ
    旅行:KNT-CTグループ

外部パートナーとの
協業による成長力
  • 沿線の自治体および関係機関と密な連携を長年にわたり形成し相互活性を図っている
  • 国内だけでなくグローバルプレイヤーとの積極的なアライアンスによる成長を実装している

これから取り組む重点戦略は?

KEY STRATEGY

沿線の価値深化・活性化

近鉄グループであるからこそできる、
心が躍る沿線価値を創造します。

あべの・上本町・
なんばエリア
  • あべのを中心としながら、上本町・なんばエリアも含めて、地域社会の伝統や特色を活かしたまちづくりを推進します。
  • 大阪の「住みたい・行きたい」一大広域エリアを創造することで、定住人口/交流人口両方の増加・活性化を目指します。
伊勢志摩エリア
  • 伊勢志摩の大きなポテンシャルを取り込むため、地域がもつ多様性と上質感を高め、それを活かしたブランディングを推進します。
  • 国内有数のディスティネーションエリアに磨き上げるとともに、紀伊半島を巡る広域周遊ルートなどを創出し、交流人口の拡大を図ります。
夢洲周辺ベイエリア
  • 大阪の新しい都市核・国際観光拠点機能の形成が見込まれる夢洲など、大きなポテンシャルを持つ大阪ベイエリアにおける開発を将来のグループ成長につなげ、事業領域の拡大を推進します。
インバウンド
  • 訪日外国人旅行者数が大きく伸びる中で、沿線の豊富な観光資源を最大限活用することで、インバウンド旅行者の憧れの場へと磨き上げ、さらなるインバウンドの集客を実現します。

KEY STRATEGY

沿線外・グローバルでの
事業深化・拡張

果敢なチャレンジにより、
新たな近鉄グループの
プレゼンスを構築・伸長します。

沿線外での事業深化・拡張
  • 首都圏での事業基盤の整備・拡充などを通して、「沿線外でもさらに拡大し、新たなプレゼンスを創出する近鉄グループ」として進化していきます。
  • -首都圏での本格事業展開
    -金沢駅前での総合開発
    -沖縄を重要な事業エリアとして事業拡大
グローバルでの事業深化・拡張
  • 国際物流事業で、アジア市場の徹底攻略をすることで、グローバルTop 10プレーヤーの確固たるポジションを確立します。
  • 台北支社を軸に、台湾のみならずアジア圏においてホテルや旅行等グループの事業機会を探求します。
  • 米国で、外部との連携も視野に、ホテルや不動産ビジネスの拡大と既存ビジネスの深化を図ります。

グループ経営の強化戦略は?

GROUP STRATEGY

DX経営

グループ全体・全従業員で
デジタルを活用し、
新たな価値創造を目指します。

攻めと守りのDX
攻め
  • データによるグループ経済圏を他社や自治体と連携し拡大
  • デジタル技術を活用した優れた顧客体験の実現
  • データやデジタル技術を活用した新規事業、サービスの創出
守り
  • 業務を効率化し従業員は能力や個性を活かした創造的な仕事に集中
  • グループ共通化と業種毎の最適化を掛け合わせたDXの推進
DX人財の確保と育成
  • グループ全従業員を業務や階層に応じたデジタル人財へ進化
サイバーセキュリティの強化
  • 外部環境の変化に対応したグループ全体でのセキュリティレベルの向上

GROUP STRATEGY

グループ連携・
ブランディング

グループ各社がそれぞれの役割を確実に果たすとともに、
人財・ノウハウ・情報連携の高度化による有機的なつながりとブランド価値の最大化を図ることで、グループ総力を大幅に強化し、選ばれる企業へさらに進化します。

グループ連携の高度化とブランドの活用による、グループ間シナジーの最大化

コングロマリット・ディスカウントを払拭し、プレミアムの創造

2024年度戦略の振り返り

当社はコロナ禍の厳しい事業環境の下、2021年度に、新たな事業展開と飛躍に向けた『中期経営計画2024』を策定しました。地域に暮らす人々とともに豊かな社会の実現に貢献し、地域の発展と事業利益の拡大の両立を図るべく、グループシナジーを発揮した事業・サービスを展開するとともに、デジタル技術・ビッグデータを活用して、共創による豊かな社会の実現に向けた取り組みを進めてきました。中期経営計画2024で掲げた重点施策については概ね達成する中、引き続きさらなる深化を推進していきます。

STRATEGY 2024

共創による豊かな社会の
実現を目指して

私たち近鉄グループは、地域に暮らす人々とともに豊かな社会の実現に貢献し、地域の発展と事業利益の拡大の両立を図るべく、グループシナジーを発揮した事業・サービスを、「交通」「住まい」「観光」「流通」「新サービス」の分野で展開。地元自治体や外部企業と連携を取りながら、デジタル技術・ビッグデータを活用して、共創による豊かな社会を実現していきます。

STRATEGY 2024

「近鉄沿線
デジタルサービス
プラットフォーム」
の構築

近鉄沿線において、消費者と施設・店舗をデジタル技術でつなぐ新たな仕組み、それが「近鉄沿線デジタルサービスプラットフォーム」です。具体的には、鉄道や百貨店などのスマートフォンアプリに、ポイントサービスや新規の決済サービスなどの機能を付加するほか、お客さまの利便性を高める「MaaSアプリ」で、移動とその目的となるサービスの情報を一体的に提供します。これらのデータを一元的に収集し、グループ各社が持つ各種データと統合することで、グループのポテンシャルを活かした新しい事業やサービスの創出につなげていきます。

データを集める

データを集める

グループ全体での収益力向上
グループ力を活かした
新たな価値の創出

STRATEGY 2024

駅周辺再開発の推進

マンション500戸以上、戸建て100区画以上の住宅を開発する学園前北地区の大規模プロジェクトをはじめ、夢洲でのIR開業に合わせた交通・観光情報拠点化を目指す上本町ターミナル開発や、河内小阪、大和西大寺などで、沿線の再開発を推進しています。5GなどのIT技術や顧客情報を活用する「スマートシティ」、再生可能エネルギーを利用してエネルギー効率を高める「エコシティ」、行政機関などの都市機能を集約した「コンパクトシティ」。これらをコンセプトに、それぞれの地域特性に合わせた街づくりを計画していきます。