下絵と素描に見る上村松園 ―珠玉の絵画を求めて―
- 上村松園
「楊貴妃(下絵)」大正11年(1922)
松伯美術館蔵
令和3年8月7日(土)~ 10月24日(日)
上村家に残された多くの下絵の中から本展では上村松園の下絵を中心に、制作の過程を辿る「下絵と素描に見る上村松園―珠玉の絵画を求めて―」を開催いたします。
普段目にする事のない下絵や素描類から、本画に至るまでの試行錯誤の跡をたどり、松園が目指した絵画芸術の神髄に迫ります。
「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」下絵や素描を通して、「珠玉の絵画」を求めた上村松園の理想の美をより深く知って
頂く貴重な機会となれば幸いです。
- 上村松園
「序の舞(下絵)」
昭和11年(1936)
松伯美術館蔵
- 上村松園
「花がたみ(下絵)」
大正4年(1915)
松伯美術館蔵
- 上村松園
「焔(下絵)」
大正7年(1918)
展覧会概要
展覧会名称 | 開催期間 | 主催 |
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下絵と素描に見る上村松園 ―珠玉の絵画を求めて― |
令和3年8月7日(土)~ 10月24日(日) |
公益財団法人 松伯美術館 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館) |
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開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで) |
入館料 |
大人(高校生・大学生を含む) 820円 ※20名以上の団体は1割引
●駅営業所で販売する割引入館券
●奈良市ななまるカード(優待乗車証・老春手帳)の取扱いについて |
- 京都市京セラ美術館開館1周年記念展「上村松園」との連携
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【相互割引】
本展で展示する松園の「序の舞」や「焰」などの下絵の本画が
京都市京セラ美術館開館1周年記念展「上村松園」[会期:7月17日(土)~9月12日(日)]において展示されます。
下絵と本画をあわせて観覧いただくことで松園芸術の思索の痕跡をたどり、本画鑑賞をより深く理解していただくことができます。
そこで、両美術館では相互割引を実施することとし、それぞれの観覧券(半券可)提示で、当日券を受付にて100円引きでご購入いただけます。
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詳しくは美術館事務所にお問い合わせください。
Tel:0742-41-6666
展示作品について
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
出品点数 約70点(下絵、素描を含む)
主な展示予定作品 | |
当館所蔵作品 ・上村松園 | |
本画 |
「唐美人」大正13年(1924) 「雪」昭和15年(1940) 「美人納涼」昭和7年(1932) 「暮秋」昭和18年(1943) |
下絵 |
「序の舞(下絵)」昭和11年(1936) 「待月(下絵)」大正15年(1926) 「花がたみ(下絵)」大正4年(1915) 「焔(下絵)」大正7年(1918) 「娘(下絵)」大正15年(1926) 「晩秋(下絵)」昭和18年(1943) 「草紙洗小町(下絵)」昭和12年(1937) 「砧(下絵)」昭和13年(1938) 「静(下絵)」昭和19年(1944) |
他 約60点 |