公募展「第１回松伯日本画展」
平成28年2月9日（火）～平成28年3月6日（日）
松伯美術館では開館以来「花鳥画」の公募展を毎年開催して21回を重ねてまいりました。
今回、年齢制限をなくし、ジャンルを限らない自由課題による日本画の公募展を初めて開催いたします。
作品の一般公募を昨年9月から開始し1月11日に締切り、この間全国から111点の応募がありました。
応募作品は、厳正な審査の結果、次のとおり、大賞・優秀賞を決定し、これらを含む入賞作品25点は、来る2月9日から3月6日まで公募展「第1回松伯日本画展」として展観することになりました。
自然との一体感という日本人独自の感性から生まれるという、日本画の独自性を再認識していただく機会となることを願っております。
なお、今後はジャンルを花鳥画に限定する「花鳥画展」とジャンルを限定しない「日本画展」を交互に開催していきます。よって次の平成28年度は公募展「第22回松伯美術館花鳥画展」を開催いたします。
Ⅰ.審査員
岩倉寿、上村淳之、倉島重友、中尾壽男、水野收、宮廻正明(敬称略、50音順)
Ⅱ.審査結果
応募者数 105名 / 応募作品数 111点
| 賞 | 作品名 | 作者名 | 現住所 | 寸法(cm) (タテ×ヨコ) |
|---|---|---|---|---|
| 大 賞 | 1点 | |||
| 大 賞 | 染まりゆく(そまりゆく) | 森 友紀恵(もり ゆきえ) | 茨城 | 130.3×193.9 |
| 優秀賞 | 4点 | |||
| 優秀賞 | 青い家(あおいいえ) | 小杉 侑未(こすぎ ゆみ) | 京都 | 130.3×193.9 |
| 優秀賞 | 冬の日(ふゆのひ) | 杉山 佳(すぎやま けい) | 東京 | 130.3×193.9 |
| 優秀賞 | 予感(よかん) | 谷野 剛史(たにの つよし) | 京都 | 132.0×162.0 |
| 優秀賞 | つづくこの道を(つづくこのみちを) | 永井 学(ながい まなぶ) | 三重 | 130.3×184.3 |
| 入 賞 | 20点 | |||
| 入 賞 | ゆらり(ゆらり) | 飯田 穂野香(いいだ ほのか) | 愛知 | 130.3×193.9 |
| 入 賞 | 地ー同化するもの(ち-どうかするもの) | 池庄司 淳(いけしょうじ じゅん) | 滋賀 | 193.9×130.3 |
| 入 賞 | 紫式部(むらさきしきぶ) | 井上 貴絵(いのうえ たかえ) | 長野 | 130.3×193.9 |
| 入 賞 | 木守り(きもり) | 小田 賢(おだ まさる) | 兵庫 | 112.1×162.1 |
| 入 賞 | 広漠たる(こうばくたる) | 角谷 紀章(かくたに きしょう) | 東京 | 130.0×162.0 |
| 入 賞 | 月あかりの雫(つきあかりのしずく) | 上岡 奈苗(かみおか ななえ) | 京都 | 193.9×130.3 |
| 入 賞 | 夜光(やこう) | 北川 由希恵(きたがわ ゆきえ) | 石川 | 193.9×130.3 |
| 入 賞 | レインノイズブレーキ(れいんのいずぶれーき) | 白石 綾奈(しらいし あやな) | 愛知 | 162.0×130.0 |
| 入 賞 | 逍遙(しょうよう) | 杉木 智美(すぎき ともみ) | 愛知 | 193.9×130.3 |
| 入 賞 | いつも･･･そこに(いつも・・・そこに) | 舘石 美和子(たていし みわこ) | 奈良 | 130.3×193.9 |
| 入 賞 | 土蔵(くら) | 土居 三曜子(どい みよこ) | 広島 | 112.0×162.0 |
| 入 賞 | 萌芽出づ(もえいづ) | 中井 美智子(なかい みちこ) | 奈良 | 193.9×130.3 |
| 入 賞 | 探したの日(さがしたのひ) | 永井 祥浩(ながい よしひろ) | 埼玉 | 130.3×162.0 |
| 入 賞 | 近くて遠い(ちかくてとおい) | 野口 愉加(のぐち ゆか) | 奈良 | 130.3×193.9 |
| 入 賞 | みのり(みのり) | 華尾 美穂(はなお みほ) | 奈良 | 162.0×130.0 |
| 入 賞 | 足音(あしおと) | 藤原 郁子(ふじわら いくこ) | 兵庫 | 193.9×130.0 |
| 入 賞 | 鈍色(にびいろ) | 松本 啓利(まつもと ひろとし) | 大阪 | 130.3×162.0 |
| 入 賞 | 枯れた言葉たち(かれたことばたち) | 吉垣 光(よしがき ひかる) | 愛知 | 193.9×130.3 |
| 入 賞 | Forest(ふぉれすと) | 吉澤 光子(よしざわ みつこ) | 埼玉 | 130.3×193.9 |
| 入 賞 | 夕映え(ゆうばえ) | 若林 静香(わかばやし しずか) | 京都 | 193.9×130.3 |
| 展覧会名称 | 開催期間 | 主催 |
|---|---|---|
| 公募展「第1回松伯日本画展」 | 平成28年2月9日（火）～平成28年3月6日（日） | 公益財団法人松伯美術館 近鉄グループホールディングス株式会社 読売新聞社 |
| 休館日 | 月曜日 |
|---|---|
| 開館時間 | 午前10時～午後5時（入館は午後4時まで） |
| 入館料 |
大人（高校生・大学生を含む） 820円
●割引入館券の販売 ●奈良市ななまるカード（優待乗車証・老春手帳）の取扱いについて |
- 列品解説（展示室にて開催）
- 2月10日（水）10時30分頃～
- ※聴講無料、但し入館料が必要です。
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
| 展示作品 | 入賞作品 25点 |
| 特別出品 8点(都合により変更する場合があります) | |
| ・上村松園 | 「16歳の自画像」 明治24年(16歳) / 「春の旅」 昭和14年(64歳) / 「夕暮」(下絵) 昭和16年(66歳) |
| ・上村松篁 | 「水温む」 昭和63年(86歳) / 「春宵」 平成5年(91歳) / 「梅」(素描) |
| ・上村淳之 | 「初めての冬」 平成5年(60歳) / 「月汀」 平成10年(65歳) |
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