ごあいさつ

近鉄グループホールディングス㈱ 代表取締役社長 吉田昌功

 近鉄グループは、暮らしの安心を支え、新たな価値を創出し、社会に貢献することをグループ経営理念として掲げております。この理念のもと、「近鉄グループ経営計画(2015年度~2018年度)」を定め、「成長へのシフト」と「財務健全性の確保」の両立を基本方針とし、持続的な成長を目指しております。
 近年、企業を評価する指標として、ESG(E:Environment(環境)、S:Social(社会)、G:Governance(ガバナンス))に対する注目が高まっております。質の高いガバナンス体制を確立し、環境や社会にも十分配慮しつつ事業活動を行うことが企業の社会的使命であり、企業価値の向上にも繋がることから、当社グループにおいても、ESGに対する取組みを進めております。
 環境については、先進的な取組みを行った超高層ビル「あべのハルカス」や周辺設備の整備などにより地域活性化を進めているほか、2020年度に向けた「近鉄グループ中期環境目標」を制定し、省エネルギー、省資源、リサイクル、廃棄物の削減などに取り組んでおります。これらの活動が高く評価され、「交通関係環境保全優良事業者等 国土交通大臣表彰」と「EST交通環境大賞 環境大臣賞」を受賞いたしました。
 社会については、社員のワークライフバランスの向上や、仕事と育児・介護等の両立できる環境の整備に努めております。その取組みとして、当社グループ施設内に従業員向けの保育所の設置を進めているほか、育児・介護等の事情により退職した社員の職場復帰を可能とする制度を設けるなど、働きやすい職場作りに努めております。
 さて、今回のCSRレポートでは、特集として「AIで変わる未来社会」をテーマに、認知発達ロボティクスの第一人者である大阪大学の浅田稔教授との対談を掲載いたしました。現在の日本は、生産年齢人口の減少に伴い労働力不足が深刻化しており、その一方でロボットやAI(人工知能)の実用化が進んでおります。このような状況を踏まえ、当社グループではAIをはじめとする先端技術を積極的に事業に活用し、安全やサービスの品質を向上させてまいります。さらに、少子高齢化の進行や訪日観光者の増加など、世の中の変化やお客様のニーズに柔軟に対応することで、企業価値の向上に努めてまいります。
 今後も事業活動を通じて環境や社会に対する企業責任を果たし、様々なステークホルダーから支持される近鉄グループを目指してまいる所存ですので、よろしくお願い申しあげます。


2017年12月
近鉄グループホールディングス株式会社
代表取締役社長 吉田昌功

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